『あいじょう~愛異常~22』貴方が伸ばしたその手を見逃したりしない。もうすぐこの永遠に続くかにみられた遊戯が終わりの時を迎えようとしているの?もう少し、この至福を味わっていたかった気もしなくもないけど…。彼の痛いくらいの刺激に身を委ねる振りをして貴方の命の奔流に触れる準備を始める
『あいじょう~愛異常~20』 あなたの瞳に宿る狂喜。ああ、貴方を引き裂いて、その命の温もりに濡れてしまいたい。また、私の中の狂気が…狂喜が疼く。生きたままなんて、生温い思いはきっと、あなたの中にはないのでしょう。私はあなたを生きたまま、私だけのお人形にしたいとも思っているのに…。
「あいじょう~愛異常18」あなたの瞳に宿る狂喜を感じる。あなたのその瞳に見つめられ、甘い刺激に身体が喜ぶ。あなたは、わかっている?私もあなたと同じことを考えているの。ただ違うのは標本なんかではなく、動くあなたを生きたまま、私の意のままにしたい。その瞳を足を奪ってしまっても構わない
『あいじょう~愛異常16』半宙吊りにされ、手首に巻かれたシャツがくい込む。痛みよりも更に増す貴方からの甘い痺れ。「ンッ…ンンッ…」溢れだす密。生理的な涙が頬を伝う。ああ、こんなに甘い痺れをくれる貴方を、他の誰にも触れさせたくない。私以外を見てしまわぬ様にその瞳を奪ってしまいたい。
『あいじょう~愛異常14』滑り降りるように貴方の手が芯へ落ち私を高みへと誘おうとする。「ンッ…ンンッ…フッ…」卑猥な水音が耳に響く度、私の体は朱に染まりもっともっとと蜜が溢れ出す。縛られた手首の痛みさえも快感へと変わる。貴方の重みに息苦しい筈なのに其すら気持ちいい。ぁぁ…溺れてく