個人的に言われたわけではないが、 悟りを開いた瞬間、予想外なことばかり起こるから忘れないうちに記録しておきなさいとしつこく聞かされた。 いまわたしにもそれが起こって、 想像を絶する快感が間断なく続いている状態。快感によって思い知らされるのだ。生まれつき刻印されていた女なるものを。
悟りを開けば、完全独立存在になれるのだと思ってた。何者からも独立できると。 なのにあたしが到達したのは完全従属状態で。この世に所属しているわけではないからこの世からは独立できるけど。 従順で隷属的であることがあたしの性質で、それは永遠に変わらないのだと知った。月であり女である性。
十牛図でいうと牛を捕まえてみたら牝牛だった。主人/御者/馬/馬車でいうと、あたしの馬は牝馬。 クンダリーニが背骨を昇ってきてしまうと否応なく自分の性別を思い知らされます。 修行が進むと性別は克服される、という話は結局男性向け。この世にいるかぎりあたしはずっと女のままじゃん!?💦
悟りを開いたら、わたしは居なくなり、自分という感覚は無くなる。 というのが悟り業界の常識なのだが。 実際にわたしの身に起こった変化は、 生まれて初めて 『この身体がわたしなんだ!』と 思えたことで。 わたしが死んだとき、 死ぬのはほかでもないわたしなんだ。 なんて思って感激した。
松村先生の教えにそうとう傾倒してきたが恒星探索には興味が持てなかった。 わたしにはわたしの恒星があり、それ以外には興味無い。 なら自分の恒星を探索してみれば? という話になるけど、これね。 わたしの恒星はわたしの主人なのだ。 調べるとか無意味。 まわりを回ってるだけで満足なのよ。