50年も前の記憶。いつも飛びついて喜び一緒に遊んでくれる秋田犬♀が、私には目もくれず庭先の金網フェンスの向こうにいる野良犬♂に夢中になっていたことがあった。見たことのない尻尾の振りよう、そわそわ落ち着かない挙動がとても寂しかった。今ならその理由も理解でき彼女を許すことができそう。