◆「類似とは、言うまでもなく、類としては同一であり種としては相違しているということである。そして類と種の上下・左右の関係は相対的である」(佐藤信夫「隠喩と諷喩と書物」『レトリックの消息』162頁)。 「類似」について、このような視覚的で動的に捉える定義をみると嬉しくなる。