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意外なところで好みに出会ったこと【読書感想文】

レオ・ペルッツ、垂野創一郎訳『テュルリュパン ある運命の話』

ひっきりなしに悲しさの理由を挙げた。秋の空がどんよりしてるから、昨日上司に怒られたから、母がカナリアを飼うことを許してくれなかったから、それからそもそも、人生がこんなに悲しくてすばらしくて短いから。 2021/01/24