併合時代の雑誌① 「モダン朝鮮」(1936年9月創刊)。ロゴといい80年代の雑誌といってもおかしくないデザイン・センスだ。表紙にカレンダーがついている。断髪はモダンガールの象徴で、毛断(モダン)という当て字があったほど。
『モダン日本』は文藝春秋社から独立後、しばらくして『新太陽』と改題。特集は「戦う朝鮮」。支那事変勃発後、半島からは「朝鮮にも徴兵制を」という声がひましに高まっていたのは事実である。『兵になれた』の香山光郎は李光洙の創氏改名後の名前。(「京城日報」1943年10月27日)