テロ組織「ハマス」は、長期間かけて準備し、ある日突然、空中からイスラエル住民を攻撃、千人規模の死傷者を出し、イスラエルは、反撃、ハマス壊滅作戦として、ガザ地区全土を破壊、「ハマス」の誤算は、周辺のイスラム諸国が、味方して、有利に戦えると期待したことで、実際には、孤立戦争で自滅。
同じパレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区は、最初から、何も主張せず、手も出さず、終始、冷静に対応しましたが、民主主義を尊重するならば、採るべき選択であり、むしろ異常なのは、「ハマス」の孤立戦闘優先主義です。
イスラエル領土内にパレスチナ自治区が、二箇所あり、ひとつは、大きな面積を有するヨルダン川西岸地区、もうひとつは、地中海に面した小さな面積のガザ地区、いまのイスラエルの戦争は、イスラエルとパレスチナではなく、イスラエルとパレスチナの中のひとつの分派のテロ組織「ハマス」との戦争。