11月半ばも過ぎると、毎日のように喪中ハガキが届く。自分と付き合いのある人の年齢からすると、故人は親がほとんどで稀に配偶者や子の場合もある。悼んでいるが、相手に対する細やかな心遣いというのがどうも苦手で、タイミングが命とわかっているのに、お悔やみが伝えられず悶々とする時期である。