『あいじょう~愛異常23』 君が気を取られているのと逆の手、僕達を永遠にしてくれるそれを背後に忍び込ませた。君の瞳の中に見え隠れする物。僕をもっと感じていたい欲と、僕の奔流を浴びたい欲が鬩ぎ合っているんだね。心配しないで。君は悦びに打ち震えるはず。さあ、痛みすら永遠になる場所へ。
リレー小説、しませんか?😊 では、参ります。 続きをどうぞ。(笑) 「早く嗅げよ、私の足。」 「ハ、ハイ・・。あのう、もう姉さんのストッキングを勝手にこっそり穿いたりしないから許して下さい。ごめんなさい。反省してます。」
リレー小説③ ※続きを御待ちしてます。 可愛い女の子「もう!ちゃんと謝ってよ!」 男性「ごめんなさい。もうしませんから許して下さい。反省してます。」 可愛い女の子「じゃあ、足の匂い嗅いでよ。マッチも買ってね。」
【あいじょう~愛異常21】 君の中にある本当の望み。気づいてないはずがないだろう?君の事は、僕が誰よりも知ってる。僕の命の奔流を浴びたがってる事も、その様を独り占めしたがってる事も。そろそろ頃合いだろうか…互いに互いを完全に永遠にする日の。僕はそっと、秘密の引き出しに手をかけた。
【あいじょう~愛異常19】 君の目が僕の全てを欲しがっているのが見える。怯えてる様でいて狂気に狂喜を孕んだ眼差し。いっそ君に裂かれ、君を僕の体諸共に貫き、互いの命の奔流に塗れながら果てるのも甘美な夢。いや…現にしようか…このナイフで切り裂かれ、僕はニードルで君ごと自分を捧げるよ。
【あいじょう~愛異常17】 君が僕を感じる証が内腿を艶やかに伝い流れる。甘美な責め苦に悦ぶ体。喘ぐ吐息。更に追い上げながら、君を標本にしたい衝動に駆られる。いや…君の赤い命に塗れながら絶頂を迎えたい。その白い胸が薔薇のように染まる様を見たくて堪らない。鬩ぎ合う葛藤に身悶える。
【あいじょう~愛異常15】 今度は君を半宙吊り状態にする。滑らかな脚の間を伝い落ち、艶かしく煌めく悦びの証が、痛みに耐える君の顔が…ああ、このまま君を標本にしてしまいたい。でももう少し、徐々に変化していく君を感じたい。僕は悦びに震える君の花芯に舌を這わせた。もっと溢れ出すように。
【あいじょう~愛異常3】 君の肩口の血は甘美な味がする。甘い果実から滴り落ちる汁のような、芳醇なワインのような。すっかり味わってしまうと、次に目に入るのは白く滑らかな首。僕の印をつけたくて堪らなくなり、そっと、その細い首筋に両手の指を這わせる。するりと撫でると、君が唇を震わせた。
【あいじょう~愛異常13】 もっと悶えさせたい。背中に体重をかけたまま、胸を弄んでいた手を少しずつ下げて行き、そっと芯に触れる。弾かれた様に反応する君。指を折り動かすと、拘束された手が軋み洩れる声。次第に潤いで満たされて行く君を感じる指先。朱に染まる君の背中に僕の心も赤く満ちる。
【あいじょう~愛異常5】 君の両手首を押さえつけ、怯えたフリの顔を見下ろす。本当はね…わかっている。君がそうやって僕を煽っている事。でも一気になんて無粋な真似はしない。そう、例えるなら僕は真綿。君にもゆっくり味わわせてあげる。感じる君を味わう為に、溢れそうな欲望を抑えているんだ。
【あいじょう~愛異常7】 唇に滲んだ血をなめる。悪い子にはお仕置きをしなくちゃね。もっとゆっくり悶えてもらうよ?今度は息を継ぐ事も出来ないほど深く口づけると、酸素を求める君の小さな呻き声。苦しさに喘ぎ身悶え、苦悶の表情を浮かべる君が、僕の心と身体を昂らせて行く。堪らなく可愛いよ。
【あいじょう~愛異常11】 君の体を返す。腕を上方に縛られた君の、背中に浮き上がる肩甲骨までが愛おしい。僕がのし掛かった重みで塞いだ口から呻き声が洩れた。背中に唇を這わせながら、指で肩甲骨に沿ってなぞる。もう片方の手で胸を撫で上げると、拘束された手に力が入りヘッドボードが軋んだ。
【あいじょう~愛異常9】 意識を手放した無防備な顔が堪らなく僕をそそり、抑えがたい欲情が体の芯から突き上げ溢れ出す。釦を引き千切ったシャツで手首をヘッドボードに縛り付け、君を守っていた薄いレースを口に押し込んだ。しどけなく開かれた脚。露わになった白く滑らかな胸。この手と唇で弄ぶ。
【あいじょう~愛異常1】 貴方は時々私に言う。『僕が君を一番愛してる。何があっても、誰にも君を渡さない。僕から無理やり奪うのも許さない』…執拗なくらいに。怯えたように笑顔を浮かべる私を見て、貴方は夢見るような表情で満足気に微笑む。貴方のその顔を見て、私は心の中で笑いが止まらない。