ただいま。 睡魔さんが栗ようかんを ゆっくり味わいながら お茶をいただいています。 遠くの友たちが 無事でありますように。 私の頬に 触れるその指が 何処か寂しげで。 ゆっくりと抱き締めたくなる。 あなたの頬に 唇を寄せて。
おはよう。 シトシトと雨が 朝日のいない空間を ゆっくりと埋めていく。 お休みで、 まったりゆったり。 あなたの頬を 撫で撫でした。 少しだけ冷たさを 感じながら。 私の体温を ゆっくりと分けてあげる。