男子東京マラソン結果|細かすぎる解説/掛け合いまとめ
このnoteは、2020年3月1日に開催された、東京マラソン(男子)のTV中継の様子をまとめております。
東京オリンピックのマラソン出場のあと1枠をかけ、2020年3月1日AM9:10、都庁前より、選手のみなさんがスタートしました。
大迫傑さん、設楽悠太さん、井上大仁さんの3名が、BIG 3と呼ばれており、どなたかが、日本記録を更新してくれるのではないかと言われていました。
選手の走りは、途中まで、日本人選手7人以上、新記録がでるようなハイペースで進み、クライマックスのゴールシーンでは、本当に心揺さぶられるエモーショナルな表情を見せていただきました。
選手のBIG 3 と共に、細かすぎる解説で同じみの増田明美さん、ゴールドメダリストQちゃんこと、高橋尚子さん、DeNAランニングクラブ監督兼、マラソン強化戦力PM、瀬古利彦さんのBIG 3解説を振り返っていこうと思います。
【以下、レース結果のネタバレあります】
スタート前8:21
【森アナ】瀬古さんは2年前の東京マラソンでも、「日本記録がでます!」と断言して、見事日本記録が出ました。今年も大予言をお願いします。
【瀬古サン】今日はちょっと気温が高めですが、15度以下だったら日本記録でます!
【森アナ】増田さんは、誰が記録更新に一番近いと思いますか?
【増田サン】記録更新を目指せるのは、設楽さん、井上さんかと思いますが、大迫さんはちょっと次元の違う強さを感じますね。
【森アナ】高橋さんは、レース展開どのように予想されますか?
大迫さん選手が持っている日本記録は前半抑え目だったのですが、(今日はペースメーカーの設定が非常に速いので)今日は30キロ地点では、多くのランナーが日本記録を超えるペースで残っていると思います。そこからは勝負とタイムのデッドラインが迫ってくるハラハラな展開になると思います。
⇒全員、的中でした、おそるべし!
スタート直前
【森アナ】日本勢の仕上がりどうみてますか?
【瀬古サン】期待の選手たくさんいますが、その中でも、大迫選手、井上選手、調子がいいと聞いてますので期待してます。
⇒そのとおりの展開でした!
4.6キロ地点
【森アナ】(設楽選手などが後ろの集団でスタートした中)大迫選手は一番早いペースメーカー集団の後ろにいますが、このポジショニングの意図はどう感じますか?
【瀬古サン】先頭集団で行くことを覚悟したんだと思いますので、このままずっと展開していくと思います。
【増田サン】大迫さんって、シカゴで日本記録を出したときには、前半よりも後半のほうが早いペースかったですよね。後半型の選手なのに、今回は前半から積極的って感じなんですね。
【瀬古サン】井上選手が、前に走ってますので、そのまま逃がすわけにはいかないですよね。
【高橋サン】大迫選手は、いつも位置取りが(集団の)後ろから見る、というのが定番なんですよね。MGCのときは焦って(集団の)前にいってしまったのが敗因だったといってましたので、普段どおりだと思います。井上選手も20キロ59分で走る練習をしているそうなので、井上選手も飛ばしているわけではなくいつも通りだと思います。
⇒大迫選手は、集団の前でひっぱることはあまりない、ということだそうです。
※このあたりで給水だったのですが、大迫選手、給水が取れなかったみたいで、外国の選手に、ボトルもらってました。(友達なのかもしれないですね)
8.6キロ
【森アナ】大迫選手が、(オリンピック内定のまま)またずに東京マラソンを出場という思いはどう感じますか。
【高橋サン】大迫選手の今までマラソン4戦が3位なんですね。勝っていないので、勝って自信を持ちたいということと、誰かが新記録を出してしまうかもしれないのを黙って見ているわけにはいかなかった、ということだと思いますね。マラソンは最初の10キロをどれだけ落ち着いて走れるかが重要なのですが、大迫選手の表情は非常に落ち着いていると思います。
⇒なるほどです。
11.5キロ
【バイクリポート/金サン】10キロの給水ですが、井上選手、大迫選手ドリンクがとれなかったです。大迫選手は、そのあとゼネラルの水をとっていました。
(大迫選手、ボトル探して、ほぼ、止っちゃってました。こんなことがあったとは。。)
【増田サン】井上選手の監督が言ってましたが、40キロ走を数えきれないほどやったけれど、そんなにガブガブ水を飲む選手ではないみたいですね。
⇒カロリーと水分足りるんでしょうか。。すごいです。
13キロ
【高橋サン】井上選手は、折り紙を作るのが趣味(立体的でけっこうすごい)なのですが、MGCで27人中27番の最下位になって、立ち直るのに1ヵ月以上かかったそうです。得意の折り紙も作るやる気がでなかったそうですが、今年のニュージーランド合宿に入ってからは、折り紙も作り出して、いまは心身ともに非常い充実している状態だと思います。
【瀬古サン】ニューイヤー駅伝でも、井上選手は、設楽選手の記録を抜いて区間新出しましたからね。
【増田サン】井上さんが折り紙を作るときは本当にいいんですよね。今回、ニュージーランドでは象の折り紙でしたが、ジャカルタアジア大会で金メダルとっときは、馬の折り紙を使ったそうなんですね。今回、象を作ったということで、象は王様っぽいので、今回も期待できますね。
⇒折り紙からの、3人のセッション素敵でした。
このあと、ハーフを、62分1秒の超ハイペース(設楽さんなどの第二集団も、62分20秒)で経過しました。
24キロ
※大迫選手が、先頭から80mほど遅れました。井上選手も多少5mほど離れた状況。ペースメーカーが1キロ2:52に早くなりすぎてしまったとのこと。
【増田サン】さっきまで、向かい風の中で、一瞬ペースが落ちましたよね。それによって、ペースメーカーが焦って急に速くなりすぎてますので、こういった1キロごとの揺さぶりは結構こたえますよね。
【瀬古サン】2:52はちょっと速いですよね。
【高橋サン】大迫選手もチラッと時計みましたけど、予定より速いんじゃないのとイライラっとした精神面が見れましたよね。ただ、こういったちょっとしたペース変化は海外レースだと多いです。オリンピックもそうなので、こういった変化につけるかが、今後の課題だと思いますね。
⇒Qちゃん考察すごいです、大迫選手がその後のインタビューで、自分のキャパシティーを超えるペースにはついていかないようにした、とのことでした。
24.7キロ
※第一集団がちょっとばらけて、大迫選手や井上選手が、落ちていくのかな、という雰囲気になりました
【増田サン】大迫さんや井上さんが、後ろの集団から見えるようになると、元気を与えるので、がんばりどころですね。
【瀬古サン】(井上選手は隣にいるDeNAランニングクラブの)カロキ選手についていけばいいと思いますね。彼は安定してますから。
【増田サン】そっかそっか、瀬古さんのところの(ニューイヤーで)ごぼう抜き記録を作っていた方ですね。けっこう日本の実業団選手に、一番お手本にしたいフォームの選手はだれ、と聞くと、カロキ選手の名前をあげるんですよね。
【瀬古サン】日本人みたいな、飛び跳ねたりしないフォームしてますからね。
⇒フォームって大事なんですね。
※24キロ-25キロも、2:51秒のペースになってしまったみたいでした。
ちなみに、東京マラソンのプロヂューサー(早野 忠昭さん)が、先頭でビックスクーターで追走して、ペースメーカーに指示しているそうです。
25キロ
※大迫選手が、第一集団から離れ(2時間4分ペースですが)ひとりで走り出しました。
【高橋サン】ひとりで走るのは気持ちを保つのが大変なので、井上選手のように集団で走れるといいですね。
【瀬古サン】ひとりになってるので心配ですね。
【増田サン】でも、子供のころから、大迫さんは町田のグランドで、ひとりでストップウォッチ持ちながら、追い込んでるのをいろんな人が見てるので、これからも上がっていけばいいですね。
⇒増田サンの、大迫選手はひとりでも大丈夫!という有力情報でました。
28キロ
【森アナ】井上は、このいけば2時間3分54秒という予想タイムが出ています。
【増田サン】すごいですよね、MGCのときには、このシューズ(ナイキの最新シューズ)じゃなかったですけど、なんか走り方が、このシューズにあっている気がしますね。
【瀬古サン】フォームが前傾していて、フォアフットのフォームですからね。
【高橋サン】井上選手は、後半ガタって落ちる選手ではないので、どこまでカバーできるのか、楽しみですね。
⇒箱根駅伝で新記録が連発されたように、今日のマラソンも、一気に1分以上記録更新するような、ナイキの厚底シューズ効果がでるのか、とこのときは僕も思いました。
30キロ
※30キロを通過しても、FINISH予想2時間4分25秒で井上選手が好調な走り。
【瀬古サン】顔がいまイケるなって顔しましたね。
【増田サン】そうですね。走りも軽くなってる気がします。大迫さんが後ろにいった気配も感じてるのかもしれません。
【瀬古サン】それによって安心感もあるよね。
【森アナ】しかもある程度、人数がいる集団ですので恵まれた環境ではありますよね。
【瀬古サン】運がいいですよね。ひとりと集団は全然ちがいます。
【増田サン】去年の9/15のMGCの井上さんとは想像できないほど見違えていますね、こんな短期間で人って変われるんですね。
【バイクリポート/金サン】そんな状況ではあるのですが、井上選手この1キロ3:05まで落ちたんですね。その間に、大迫選手と菊池選手が追い上げてきてます。大迫選手まで10秒です。
【増田サン】大迫さん、また元気になってきましたね。
【高橋サン】(井上さんのいる)でも、前の集団も、エルアバシ選手が前にでて少しペースあげましたね。ちょうど、井上選手とアジア大会で、1秒差で争っている選手です。エルアバシ選手がそのあと2時間4分台を出しているので、井上選手も4分台が出るんだ、とおもってライバル心をもっている選手ですね。
【増田サン】ああ、そうだぁ。
⇒井上選手絶賛にのっからなかったQちゃんは、やっぱりちょっと速い、と思っていたのかもしれないですね。
32キロ
※25キロで離れた、大迫選手が、井上選手の第二集団に追いついて、先頭へ出ました。
【アナ】残り10キロ、なんとここで、大迫が前に出ました。これで大迫が日本人先頭!
【瀬古サン】勝負かけましたね。マラソンわからないですねぇ。
【増田サン】わからないですね。井上さんだって疲れてる中で、これをやられたら精神的ダメージも大きいですよね。
【高橋サン】大迫選手は、井上選手の顔を見て判断して一気に出ましたね。
【増田サン】さっきまで大迫さん死んだフリしてたのかな、みたいな感じですよね。
【瀬古サン】あの5キロはなんだったんだろう。自分の体をよく知ってるよね。
【増田サン】2016年の東京マラソンのとき、設楽選手が、今日の大迫選手みたいなレースしましたよね。
【高橋サン】30キロからマラソンが始まったような、一気にバネがある走りになりましたね。やっぱりケニアで2ヵ月半合宿してきて、今までにない大迫選手を見てる感じがしますね。
⇒井上選手が一気につらそうな表情になりました。2分52秒のペースが効いたのかもしれません。
34キロ
【森アナ】大迫は、東京出身ですが、 東京を離れて(高校は)長野の佐久長聖高校に進んで、早稲田大学のあと、アメリカをトレーニングの拠点にしました。
【瀬古サン】そうですね、アメリカに家族で移住しましたからね。
【増田サン】お母さんの、なおえさんも言ってます。東京の長野の佐久長聖高校を選んだときも、大丈夫ってきいても、僕は東京で1番じゃなくて日本一になりたいんだって、高校を選んだといってましたね。
⇒ご家族情報ありがとうございます。
36キロ
【瀬古サン】井上選手も少し(走りが)よくなってきたかな。
【増田サン】子供のころから苦労人ですもんね。長崎で生まれましたが、お父さんのお手伝いで、中学高校と新聞配達していてね、長崎は坂が多いから、そういう所で、脚を鍛えたというね。
⇒新聞配達しながら部活は、、大変ですね。
37キロ
【瀬古サン】(大迫選手は)1キロ3分5秒かからいでいけば日本記録ですね。
【高橋サン】前にいる、アブディー選手は、ソマリア出身で、9歳でベルギーに帰化した選手なのですが、モハメド選手と仲がよくて、大迫選手ともアメリカで面識があるんですよね。だからさっき、後ろについてこい、というジェスチャーをしていたと思うのですが、知っている人の背中を見ていくのは、力になると思いますね。
【増田サン】一緒にいけるといいね。風よけにもなるし。
【アナ】ちょっと脇腹を抑えてますが、さしこみ(脇腹がいたくなる)でしょうか。
【瀬古サン】いや、大丈夫ですね。MGCのときもやってましたけど、さしこみがくるといけないので、やっておくみたいですね。
40キロ
【バイクリポート/金サン】大迫選手のすぐ右後ろにいますが、脚は(いまでも)動いてますよ、日本記録絶対にでます!!脇腹をおさえてますが、痛いというより自分の体にパワーを注入している、そういう風にみえます、絶対に日本記録でます!(めっちゃ気持ちこもってる)
【増田サン】1億ゲットしてほしい。だって大迫さん、小学校1年生と、2歳のお嬢さんいますから、日本記録作って、また本当に豊かな生活してほしいです。
⇒40キロ超えてかんばっている姿を見るとと、本当に感動しますね。
41.4キロ
【森アナ】大迫も、この丸の内の石畳の通りに入ってきました。
【瀬古サン】もう(日本記録は)確実ですね。
【高橋サン】これだけ自分のタイムを、しっかりと先を見ながら確認しながら走れるのが、すごいところだと思います。
【瀬古サン】最後のストレートのまがったところを、2時間5分30秒きってくれば、(記録更新)イケますね。
【増田サン】美しい東京駅に帰ってくるのが、大迫さんにピッタリですね。沿道からも、日本記録!日本記録!という声が、ずいぶんかかってますね。がんばれー!
(ここで最後のストレート。大迫選手が記録を確信してガッツポーズ。)
【増田サン】イケイケ!よしよし!すごいねぇ。。
(バックストレートで、大迫選手、右手のミサンガのようなものにキス。何か思い入れがあるもの、なんだと思います)
(大迫選手、2時間5分29秒でゴール)
【瀬古サン】大迫えらい!
Yahoo!スポーツの大会結果
優勝インタビュー
【西山アナ】いまの気持ちを教えてください!
【大迫選手】ずっと狙ってきた大会で、日本記録という形で、まだ内定はでておらず来週のマラソン結果次第ですが、次に繋がるいい走りができたんじゃないかと思います。
【西山アナ】最後、ゴールテープを切る際、笑顔ではなく、なんともいえな、鬼の形相のように見えましたが、あのときの心境を聞かせてください。
【大迫選手】9月のMGCで3番になってから、ひとり苦しい戦いだったんですけど、、(涙をながす)、しっかり、走りを見せれてよかったです。
【西山アナ】MGCの悔しさが、大迫傑という人物を強くしたんじゃないですか?
【大迫選手】新しい人達 / 練習ができたので(正確に聞き取れませんでした)それが次につながったと思います。
【西山アナ】ケニアでの練習、どんなことが心の支えになっていましたか。
【大迫選手】勝ちたいと気持ちだけでやってきました。
【西山アナ】みんなが、大迫選手に向かってきたのですが、ご自身の記録に向かうのは難しかったのではないでしょうか。
【大迫選手】自分への挑戦ということで、できたので、次につながると思います。
【西山アナ】大迫選手の涙を見て、たくさんの人が、感動したと思います。いろんな影響もありました。見ている人にも多くの感動を与えられたと思いますが、そういったことにどう思いますか。
【大迫選手】東京オリンピックに出場できれば、また元気を与えられるような走りができるように、少し休んでまた練習していきたいと思います。
【西山アナ】今日は序盤、ペースをつかめない展開ではありましたが、うまく後半立て直したと思いますが、そのあたりはどうでしょうか。
【大迫選手】うまく調整してというか、自分のキャパシティ以上走ってしまうとつぶれてしまうとおもったので、うまく体と対話しながら走れたかな、と思います。
【西山アナ】支えてくれるスタッフのみなさん、さらには家族の存在というのは大きかったのではないでしょうか。ゴールしたあと、抱擁されていましたが。
【大迫選手】ずっと2ヵ月半あえなかったので、それも力になりましたし、ケニアで協力してくれた選手、そこに行くために色々サポートしてくれた人に感謝して、また次がんばりたいと思います。
【西山アナ】今回BIG 3 ということでライバルの存在も大迫選手を強くした要因かと思います、いかがでしょうか。
【大迫選手】ライバルもそうですが、自分自身を超えるという意味で、守らずにしっかりチャレンジできたということは、次に繋がる大きなチャレンジだったなと思います。
【西山アナ】来週の琵琶湖毎日次第ですが、いま一番オリンピック近いところにいます。そのご自身のポジションどう感じていますか。
【大迫選手】あと待つだけですが、自分自身はベストを尽くせたと思うので、しっかり待ちたいと思います。
【関ジャニ∞村上サン】37キロ付近で右脇腹を気にされていましたが、痛みが生じたということでしょうか。
【大迫選手】いつも、だいたいあの場面でくるので、対策は分かっていたので、落ち着いて走れたかと思います。
【関ジャニ∞村上サン】スタートは、第一集団についてました。井上選手はだいぶ前を走っていましたが、そのあたり、井上選手の意識はどれくらいしていたのでしょうか。
【大迫選手】井上選手、というか、なるべく自分のキャパシティを超えないようについていく、という感じだったので、先頭についていくと、ペースのアップダウンが激しかったりしたするので、後ろで様子を見ながら走ってました。
【関ジャニ∞村上サン】じゃあ、一度先頭集団が、先にいったなーというときもそこまで焦りはなく?
【大迫選手】20キロ付近で、(離されたとき)いったときは、ダメかなぁと思ったのですが、自分のペースをペースを刻んでいけば、と信じて走ってました。
【関ジャニ∞村上サン】30キロ付近でペースがグッとあがりましたが、そのあたりはタイムを意識して、というかんじでしょうか。
【大迫選手】追いついたところでペースが遅かったのと、まわりの選手がきつそうだったのと、自分も余裕があったので、ペースをあげたら、レースを動かせることができるのかなと思いました。
【宮司アナ】途中2分51秒を刻むなど、かなりハイペースでしたが、どのように感じていましたか。
【大迫選手】前半のハーフは、すごく速く感じたので、そのぶん25キロから30キロ付近で、自分のペースで休めたのでそのへんの調整がうまくいったかな、と思います。
【関ジャニ∞村上サン】日本新記録は、何キロ地点あたりから、頭にちらつきはじめましたか。
【大迫選手】38キロ地点あたりからいけるのかな、と思いましたが、意識すると固まってしまうので、なるべく意識しないように走ってました。
【関ジャニ∞村上サン】最終コーナー曲がってから、右手で沿道のみなさん声援にも応えるシーンもありましたが、あのときはホッとした気持ちは出てきましたでしょうか。
【大迫選手】直線入った瞬間に記録も切れるとわかりましたし、後ろに日本人選手もいないとわかりましたので、最高の直線でした。
【関ジャニ∞村上サン】振り返ってみて、忘れられないレースになったと思いますが、走ってみていかがでしたでしょうか。
【大迫選手】山あり谷ありで、焦った部分ありましたが、結果的に日本記録で、代表の近いところのポジションとれたので良かったと思います。
【宮司アナ】今日は天気もよく、気温もあがってきていましたが、走っていてどう感じられましたか。
【大迫選手】後半あったかいかな、と思いましたが、でもそんなに、MGCや、そのほかのマラソンに比べると走りやすかったと思います。
【関ジャニ∞村上サン】これでやっと休めると思いますが、来週の琵琶湖毎日もありますが、ゆっくり休んでいただければと思います。お疲れ様でした!
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BIG 3解説総括
【アナ】大迫選手の声をお聞きいただきました。増田さん、長く大迫選手を取材されていると思いますが、あの涙は初めてみましたか?
【増田サン】そうですね、それだけやっぱり色んな葛藤があったんでしょうね。でも、いまの話で、20キロ21キロあたりでは、ダメかなって思ったって言ってましたね。
【瀬古サン】言ってましたね。僕らもそう思いましたからね。本人が思ってるとは思わなかったね。
【増田サン】今日は気まぐれなレースに見えたんですね。気まぐれなレースに見えるっていうことは、それだけ、42.195キロを自分のものにしているということなんでしょうね。
【高橋サン】あの涙にですね、つらいこと、苦しいことがたくさんやっぱり、いつもクールで見せないんですけれども、あったんだな、と改めて感じましたし、またいつでも世界をしっかりと目に見ている、という、日本のトップの選手がそういう姿を見せることが、日本の多くの選手に影響を与えるのではないかと、楽しみになりました。
以上です。選手のみなさん、素敵な走りありがとうございました!
BIG 3解説のみなさん、レースディレクター早野さん、バイクレポートキンさん、藤田さんの解説もありがとうございました!