動物のマイコプラズマ
こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
前回に関連して、
今回は動物のマイコプラズマ感染症についてです。
マイコプラズマは厳密には細菌ではないけれど、
細菌に分類される病原体です。
多くは身体のまわりに常在しています。
常在ということは、
常に感染の機会があるということ。
ふだんは免疫で防げているということです。
マイコプラズマ「感染症」というと
「どこかからもらった」イメージですが、
この常在菌にさえ負けるほど
免疫力が落ちている、ということなのです。
身体が弱ると、
他の病原体との混合感染も起こります。
犬のケンネルコフも混合感染で、
マイコプラズマはその原因の一つです。
マイコプラズマ感染症は、動物では
犬、猫、牛、豚、鳥類、げっ歯類などで
確認されています。
原因となるマイコプラズマの種類は
それぞれ違いますが、
どれも動物ーヒト間の感染は低いとされています。
動物でのおもな症状は、
くしゃみ、鼻水などの呼吸器系の症状、
眼の結膜炎、続いて関節系の症状です。
この症状に伴って、
発熱、咳、脱水、食欲低下、衰弱など
がみられます。
レメディーを使うときは症状から選びます。
看ていて、つらそうなのが咳ですね。
・咳のレメディーは以前 「マイコプラズマと咳」
で紹介したので、参考にしてください。
そのほか
・発熱や炎症に
:Bell. ベラドーナ、Ferr-p. ファーラン・フォス
・脱水や衰弱に
:Chin. チャイナ、Carb-v. カーボ・ベジ
などが合うと思います。
マイコプラズマの感染を防ぐには、
適切な免疫力を保つことです。
というか、これはすべての基本です!
外側(病原体)のせいだけにしている限り
本当の解決(治癒)はありません。
とは言いつつ、外的要因も無視できませんよね。
極端な温度変化、強いストレスなどは
できるだけ除くようにしてあげてください。
もしそのようなことになったら、
レメディーの助けを借りましょう。
大事になるのを防げます。
こんなときこんなレメディー
・寒かった、怖い思いをした
:Acon. アコナイト
・暑かった、熱がこもっている
:Bell. ベラドーナ
・悲しい思いをした
:Ign. イグネシア、Puls. ポースティーラ
・いじめられた、叱られた
:Staph. スタフィサグリア
レメディーをあげたけど変化がない、
症状が長引いてすっきりしない、
というときはホメオパスにご相談くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も動物さんといい氣分な一日を♪
こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安(ようてい・くっちゃん)