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Staph. スタフィサグリアの抑圧

こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
 
ホメオパシーのレメディー解説、
36基本キットの33本目は
Staph. スタフィサグリアです。
 
レメディー名:Staphysagria スタフィサグリア
由来:ヒエンソウ(キンポウゲ科)
分類:植物系
キーワード:感情の抑圧、怒り、屈辱、不当な扱い、裂傷
 
Staph. は、
抑圧された感情にかかわるレメディーです。
その感情以来の問題にも使います。
 
本来は表現すべきである感情を抑えると、
体内に留まります。
マイナスの感情はもちろんですが、
大きすぎるプラスの感情も身体に影響します。

感情と身体の関わりは古くから注目されていて、
例えば中国では、五行に感情、臓器、組織などを
当てはめて関係づけていました。
 
抑圧した感情はすぐに出ることもありますし
一定のあいだ蓄積されてから出ることもあります。
 
Staph. さんは五感も精神も敏感で
他人の無礼さ、ささいなことで傷つきます。
侮辱されたとき、プライドを傷つけられたときの
第一選択レメディーです。

憤慨、悔しさ、怒りを抑えていますが、
それが身体、道徳面、性的な問題として現れます。
 
従順で支配されやすい傾向がある反面、
抑えが効かなくなると衝動的、暴力的になり、
なにかしらの中毒や依存に至ることもあります。
 
Staph. は神経、歯、泌尿生殖器、
まぶた、皮膚などに親和性があります。
その症状は、
感情、口論、冷たい飲み物、接触で悪化し、
暖かさ、朝食を食べることで好転します。
 
たとえばこんなときに Staph. を
・怒り、悔しさ、屈辱の抑圧
・過度の叱責、レイプ、虐待、不当な扱いを受けた
・過食、自傷行為
・顕著な食欲、胸やけや腹痛
・心と身体の傷、切り傷、裂傷
・帝王切開後、会陰切開後、手術後に
・性的に支配されやすい、自慰にふける
・前立腺炎、精巣炎、膀胱炎
・黒い歯、歯のぐらつき、歯肉炎、口内カンジダ
・眼のくま、眼瞼炎、まぶたの麦粒腫
・皮膚のかゆみ、湿疹、いぼ、コンジローム
・震えを伴う神経症状
 
 
動物では、なでられたり
膝に乗ったりするのを嫌います。
飼い主に無関心そうで、実は嫉妬深いタイプ。
フラストレーションを溜めこんで、
執拗になめるなど自傷行為に及ぶこともあります。
 
怒り、生殖器系の問題というと
Cham. も浮かびます。
・Cham. は夜はじっとしていられず、
 抱っこで好転します。
・Staph. は氣持ちを溜めこむタイプで、
 どんな接触も苦手です。

ということで、
感情の抑圧や不当な扱いからの問題には
Staph. を使ってみてください。
 

最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も動物さんといい氣分な一日を♪
 
こおろぎ ゆきこ
 
Holistic Room はしわたし/
日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安
(ようてい・くっちゃん)


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