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日本酒IoT「のまっせ」で嗜好性調査の実証実験
日本酒IoT「のまっせ」とは?
日本酒を注ぐドリンクバーのようなこの機械のこと!
![](https://assets.st-note.com/img/1650099995061-tkwhtxFOjC.png?width=1200)
基本的に下記の様な方法で、お酒を提供する。
サイトに移動して属性情報を登録
登録が完了するとQRコードが発行される
「のまっせ」にQRコードを読み取らせるとお酒が注がれる
お酒を飲んで、飲んだ情報は下記のように利用される。
日本酒の感想の収集
オンラインストアでの購入
SNSなどへの拡散
属性情報と趣向調査
シンプルな仕組みのように見えるが、単純に試飲をしてもらうよりも簡単に調査の仕組みを構築できるし、オンラインストアへの誘導などの強力な仕組みも有るので汎用性は広いように思う。
実証実験での各企業の役割
シンク
シンクは、「のまっせ」を開発販売している企業である。
今回は、「のまっせ」の仕組みの提供を行い、実証実験の主担当担っているものと推測される。
サンデンRS
サンデンRSは「のまっせ」のハード開発(もしかしたらクラウド開発も)を行っているメーカーだと推測される。
今回の実証実験では、今回用のカスタマイズや機材の提供、現地でのモノの設置作業などを行っているものと推測される。
蔵楽
蔵楽はお酒のオンラインストアの構築などを行っている会社。
今回、取得した属性と趣向データを利用して、リアルとオンラインをつなげたビジネスを行いたいと考えていると推測される。
また、シンクから見ると今回のエンドユーザーになると思われる。
今回は、実際に店舗でお客様対応などは蔵楽が実施するようだ。
KDDI
「のまっせ」の仕組みだと、現地にクラウドに接続する仕組みが必須となる、現地の仕組みを利用する選択肢はあるが、ネットワーク環境は顧客により大きく異なるため、納品時の敷居が高くなり販促しにくい。
これを解決するため、「のまっせ」ではモバイルルータをKDDIから提供してもらって販促する計画があるのかもしれない。
KDDI総合研究所
KDDIは大きな会社なので、実働は総合研究所が行うものと思われる。
まとめ
御茶ノ水に行けば3杯酒が無料で飲めるのだー
という落ちにしたいと思ったのだが、この実証実験期間はすでに終了済みらしい…
悔しいです…
実施場所:名酒センター(日本酒PRセンター)御茶ノ水店
実施期間:2022年3月25日~2022年4月3日
(火曜日~金曜日)14:00~22:00
(土曜日)12:00~22:00
(日曜日)12:00~19:00
(月曜日)休業日
参加方法:「名酒センター」に入店後、本実証実験アプリにスマートフォンからアクセスし、参加条件を確認して参加
参加条件:20歳以上でアルコールにアレルギーのない方