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老いと美容 1

前略

matsuonさん、
2022年最初の投稿が2月になってしまい、ごめんなさい。
良い機会なので(なにが?)、今回から文体を変えてみようと思う。

新聞。
子供のころから20代の初めまで、
私が毎日チェックしていたのはテレビ欄だけだったように思う。
それも、ニュース番組は飛ばして、ドラマやバラエティ番組だけ確認。

しかし歳を重ねていつの間にか、ニュース番組がなによりも面白く、
一面目から新聞を流し読みしていくのが楽しくなっているから不思議なものだ。
そんなふうに変わったのがいつからだったのか、
何がきっかけだったのかは、まったく思い出せない。

さて、私がなかなかnoteを書けなかったことの言い訳だが……。
ただいま絶賛、老人2人を介護中!

足が不自由で癌を患っている父に、
自由気ままにひとり暮らしを謳歌していた叔母が加わった。

ある日、私がデスクワークに勤しんでいると、スマホが鳴った。
画面には叔母の名前。
しかし、スピーカーから聞こえてきたのは、
見知らぬ男性の声だった。

叔母がエスカレーターから転落したので、
すぐに現場まで来てほしいという。

は?
齢80過ぎの老人がエスカレーターから転落したら、
離れた町に暮らす姪より、救急車を呼ぶのが先じゃないの⁉︎……と言いかけたが、
声の主、スーパーマーケットの店長さんが焦りながらも、
できるだけ落ち着いて説明してくれた内容はこうだ。

救急車をすぐに呼んだけれど、コロナのせいで2時間待ちと言われた。
しかし、老人が頭と耳から血を流し、
見る見るうちにおでこが腫れ上がっていく様子を伝え、
「絶対に待てない!すぐ来てほしい!」と訴えたが取りつく島なし。
そこで警察に電話すると、
救急搬送は警察の業務ではないとのこと。
店長さん、そんなことは百も承知と再び叔母の様子を伝えて、
「とにかく来てほしい!」と頼んでくれた。

そして、警察が到着したものの搬送できないので、
まずは身内を呼ぼうということになり、
私に電話をしたとのこと。

私の仕事場から現場まで、
渋滞していなければタクシーで約30分。
私は泡をくって仕事場から飛び出しかけたところ、
再び、店長さんから電話が。

なんと偶然、事故現場に通りかかった女性が、
叔母のかかりつけの総合病院に勤める医療従事者で、
「私が病院まで付き添うと」申し出てくださった。
それで警察がふたりを病院まで送ってくれることになったそうだ。

一応、警察官とも電話で話して、
私も病院へ直行することになった。


お待たせしたうえにイレギュラーだが、
長いので続きはまた近いうちに。

かしこ

otemoyan55




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