011|心を成長させた「応炎」
こんにちわ! 福島ファイヤーボンズ・橋本尚明です!
新型コロナ、そして、地震の影響によって試合が延期・中止に。
先日募集させていただいた「#ナオの応炎席」企画についての今後の方針はチーム内で検討しておりますので、別途告知させてください。
「#ナオの応炎席」企画で、皆様をご招待したかった「BONDS UP DAY」。
福島ファイヤーボンズ全員が、いつも以上に一つになって準備を進めていました。
コートの外でどれだけの人が想いを持って仕事をしていたのか。
ぼくはその一端しか目の当たりにしていませんが、彼ら、彼女らのことを思うと、今回の結果は本当に悔しいです
やむを得ない状況とは分かりつつも、気持ちを整理するまでには時間がかかりました。
バスケは1秒で試合の流れが変わります。
3ポイントシュートが最も分かりやすいところでしょうか。一瞬の気の迷いが、相手に3得点も献上してしまう。
だから、いつまでも下を向いているわけにはいきません。
昨年までのぼくなら、落ち込んだ気持ちをズルズル引きずり、チームに迷惑をかけていたでしょう。
でも、今はちがいます。この1年で、精神的に大きく成長できたという実感を持っています。
それはもちろん、前回のnoteでお伝えした通り、チームに恩を返したいという気持ちが強かったことも、原因としては大きいです。
※前回のnoteはこちらから
今回お話したいのは、ぼくを成長させてくれたもうひとつのキッカケ。
それはみなさんの「応炎」です。
みなさんのコメントや引用リツイートの内容は、すべて拝読しております。ファンレターもすべて自宅の一番大切な場所に保管しています。
昨年まではプレーによってファンの方を魅了するべきだという気持ちを強く持っていました。今はお届けする言葉も大切にするようにしています。
言葉にすることで、プレーを見ていただくだけではお伝えできなかったことを表現することができました。
だから、いろんなお声をかけていただくことが増えてきています。
例えば、前回、前々回のnoteでのこういったコメントを頂戴しました(勝手に取り上げてしまい、申し訳ございません)。
自分の仕事が、ビジネスの世界で活躍されている方の参考になっていること、福島のためにわずかながら力になっていること、ものすごく嬉しい気持ちになりました。
こうした反応があると、自分の力をもっと信じたくなります。
試合後、兄に電話して、試合のことを振り返っているのですが、そこでの内容も大きく変わってきました。
と、ファンの方々に対する目線が加わったんです(こんな当たり前のことができていなかったのは恥ずかしい限りですが)。
だから、結果は結果として受けとめ、その原因や、改善策について考える習慣が身につきました。
他にも
と、コートの外で、社会に貢献する方法を考えることも増えました。
あきらめずにたたかおうとしている方々の力に、何かひとつでもなれないかと考えています。
なかなか自分に自信を持てないこともあったぼくですが、こうして、みなさんの応炎によって
と思えるようになりました。
自分の力が、どんな人の、どんな力になりえるのか。少しずつ実感することができるようになってきています。
応炎に、ぼくは成長させてもらえると思っているし、だからこそ、ずっと下を向くような姿は見せられないと思っています。
依然、B2はダンゴ状態が続いています。抜き出るのは本当に大変ですが、優勝するのはぼくら福島ファイヤーボンズです。
引き続き、橋本尚明をどうぞよろしくお願いいたします!
温度差の激しい日が続きますので、お体ご自愛ください。
今は会場や、ツイッター、noteでのコミュニケーションですが、先々、インスタライブなどもチャレンジしてみたいと思っていますので、こちらもお楽しみに。
今回も最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
【PROFILE】
橋本尚明(はしもとなおあき)
1992年、愛媛県松山市生まれ。大学在籍時は新人戦にて最優秀選手賞とアシスト王を獲得。その他、西日本選手権、関西学生選手権で優勝を経験し、関西学生選手権と関西学生リーグ戦では優秀選手賞を受賞するなど実績を積む。
その後、2015年に大阪エヴェッサと契約。主力選手として活躍。プレーオフにも出場。2017年、富山グラウジーズへ移籍。主にシックスマンとして、チームのB1残留に貢献した。
2018年には横浜ビー・コルセアーズへの移籍。アメリカの伝統的スポーツ用品メーカー・スポルディングと、ブランドアドバイザー契約を締結。
2021年、島根スサノオマジックへ移籍するもシーズン中盤に故障により離脱。現在は福島ファイヤーボンズと契約。
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