ハイブランド中古品を専門とするECプラットフォーム「红布林」をご紹介します
皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。本日は、中国の中古品専門のECプラットフォーム「红布林(plum)」をご紹介したいと思います。
これまで、中国人たちは使わなくなった洋服や靴、カバン、アクセサリーなどのアイテムを「地摊(露店屋台)」で安く販売され、次第にフリーマーケットと呼ばれるようになりました。近年、インターネットの普及により、オフラインの屋台市場が徐々にオンラインへとシフトし、「咸鱼(シェンユー)」、「转转(ジュアンジュアン)」等の中古品を専門とするECプラットフォームが次から次へとリリースされました。「中国互联网经济研究院( 中国インターネット経済研究所)」のデータによると、2017年の時点で中国の中古品取引規模は5,000億元(日本円約7兆7,400億円)に達し、年30%以上のペースで成長しています。
※地摊(露店屋台)に関する内容は過去の記事でご紹介しました。興味ある人はぜひ読んでみてください。
「致美生活科技有限会社(ジーメイ生活技術会社)」はこのチャンスを見逃さずに、2017年2月に「红布林(plum)」というハイブランドの中古取引ECプラットフォームをリリースしました。ユーザーはプラットフォームで好きなものを低価格で購入でき、逆に使わなくなったアイテムを販売することが出来ます。日本のメルカリに似たような感じですね。
ここで、红布林アプリの機能について簡単にご紹介します。
(1)買い手側
ゆっくり商品を探したい人は、トップページで商品ジャンルから商品選びが出来ます。ライブコマースで実物を見たい人は、ライブコマースページに入って各セールスKOLのオンライン販売を視聴することが出来ます。また、トップページのところに「日本直送」のページ入口も設置されていて、日本のハイブランドを買うことができます。日本で直接買い付け、東京の倉庫から国際EMSで買い手側に届ける流れです。さらに、つい最近日本最大級のハイブランド中古品ECプラットフォーム「RECLO(リクロ)」のトップ鑑定家である「五十嵐龍介」が红布林プラットフォームのトップ鑑定顧問になりました。
(2)売り手側
使わなくなったハイブランド品を売りたい人に対して、红布林は事前に無料で商品の売買見積もりを出してくれます。売買見積もりをお願いする際は、商品属性、カテゴリー、ブランド名、新旧の状態、購入した時の価格を入力すれば、すぐに「見積価格」が出てきます。
また、商品を販売するとなった場合、ユーザーは商品概要を入力した後に、商品を红布林プラットフォームに郵送します。買い手が現れたら、红布林が商品を買い手に郵送し、取引が問題なければ売り手にお金が入金されます。売り手が红布林に支払う手数料は15%、入金手数料1%、鑑定費39元(日本円約600円)です。
以上、ハイブランド中古品を専門とするECプラットフォーム「红布林」のご紹介でした。使わなくなったハイブランド品をECプラットフォームで売買が出来、とても便利な一方で「偽物が届いた」とネット上で騒いでいる消費者もたくさんいます。偽物問題は中国で頻繫に起きているので、だからこそ「日本直送」の専用ページが出来たのではないかと個人的に思います。皆さんはどう思いますか?
気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。
メール:hashimoto@enjoy-japan.jp
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