炎上プロジェクトでテンプレ通り燃え尽きた話
はじめに
みなさんこんにちは、MOTはしもとです。3ヶ月ぶりに投稿します。
前回の投稿が1月中旬、アサインされていたプロジェクトがその少し前から燃え始め、気付けば超過勤務が90H/月ペース。
ボロボロになりながらも、なんとかカットオーバーを迎えて燃え尽き、そこから1ヶ月かかってようやく人間的な生活に戻りつつあります。
そこで今回は、プロジェクトの進行に伴って身に起こった症状を、(来たるべき産業医面談向けのメモを兼ねて)整理しておこうと思います。
なお、子供をお風呂に入れるのは夕飯の前と後どちらが良いかなんて考察する余裕はなかったので、こちらの報告はまた後日。
炎上1ヶ月目
状況
発注先からのレスポンスが軒並み遅くなる
退勤時間がAM0時を過ぎることが多くなってきた
帰宅後夕飯→風呂→就寝→5時半に子供の目覚まし鳴る→子供を保育園へ→定時より少し後に出社(以降繰り返し)
チームは結束している一方、幹部は炎上に気づいていない
症状
肩こりの悪化、広範囲化(頭、首、腕、腰)
痔の悪化
モラルが低下し、悪態をつくようになる
炎上2ヶ月目
状況
開発完了しないままテストフェーズへ突入(並行実施)。
ピーク時にはAM2時帰宅→5時に子供の目覚まし鳴る→二度寝→7時に起きて子供を保育園へ→定時1時間遅れで出社(以降繰り返し)という生活が2週間続く
夕飯に冷食の弁当が支給されるようになった
チームはまだ結束しているが、ちょっと間違えばギスりそうな危うい空気感のときも
幹部は炎上を認知したものの、追加人員の投入には時間がかかっている
症状
1ヶ月目の症状に加え、
不眠
頻繁な耳鳴り
目のかすみ
色々な種類の頭痛(これまでの鈍痛に加え、痺れ、圧迫感など)
動悸、息苦しさ(階段1フロア登っただけで息が上がる)
時々呂律が回らなくなる
カットオーバー後の1ヶ月間
状況
納品したとはいえ、バックログはたくさん残っている
数カ月間先延ばししていた低優先の業務もたくさん残っている
超過勤務は20〜30Hくらい。仕事の優先度を落としているので比較的早く帰れる
症状
炎上2ヶ月目までの症状の多くは軽減
頭痛、肩こりは継続
仕事する気が起きない一方で、予定が埋まっていないと落ち着かない(転職と起業の準備を同時に始める)
注意力が散漫になり、細かいミスが増える
時々夜中に目が覚める
時々強烈な眠気を感じる
露骨な不調アピール
肉食の嗜好が強くなる
次回への備え、考慮事項
プロジェクト体制の不備については猛抗議したけど、結局のところ他人には期待できないので、今回の状況を踏まえた自衛策を検討しておく。
保険は健康なうちに予め加入しておく(契約内容見直しも)
健康診断は体調が悪くなるピーク時付近で受診できるよう調整する(予約には時間がかかることを考慮する)
食料等の補給フローを確立する(最低限の健康維持のため)
いざというときは会社を辞めるという心構えと下準備(エントリーシートの作成には時間がかかるので、時々最新化しておく)
そもそもプロジェクトを炎上させないための立ち回り(十分な権限が割り当てられないことが常なので、立ち回りで対処する必要がある)
まとめ
こうして見ると、炎上2ヶ月目の症状はクリティカルなものが多い。人間関係のストレスが少なかったのは幸いだった。
典型的なバーンアウトだけど、立て直すまでに1ヶ月かかるとは思わなかった。まだ完全回復という感じではないし、できれば長期休暇が欲しいところ。
ようやく一区切り付き、起業準備など環境の変化もあったので、また色々書いていこうと思います。
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