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H.C.R.2023 国際福祉機器展へ出ました!

橋本エンジニアリングのnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
のんびり記事載せているので見ていってください!


記念すべき50回目のH.C.R.

 介護・福祉の展示会として国内最大級の規模を誇るH.C.R.ですが、今年はなんと50回目!ということで、ファッションショーや講演など様々なイベントが行われました!来場者数も3日間で約11万3千名と、想定よりも多くの来場者がお越しくださいました。日本だけでなく、弊社ブースに来た方だけでも中国・インドネシア・パキスタン・香港・フランス・アメリカと海外からも多くの方が訪れ大盛況で幕を閉じました。

H.C.R.については以前紹介しているので、どのようなイベントか知りたい方はぜひご覧ください!

展示会の様子

 東京ビッグサイトで行われたH.C.R.ですが、東展示ホール1~3は車いすやモビリティ関係、東展示ホール4~6はベッドや寝具など介護関係が多かったように思います。弊社は東展示ホール6での出展でしたが、同じ広さの展示場が両サイドにあるというのは驚きました!広いな…

橋本ブースはどうだった…?

 今回で11回目の出展となりますが、今年は折り畳みタイプの車いす「X70」と固定タイプの「X60」、小田選手の競技用車いす「TSX」を展示しました。さらに今年は新商品として安全福祉用具ブランド「ガードウェル」から防滑クッション「ポージン」を初展示!3日間とも7~8人のスタッフで対応しましたが、それでも対応しきれないほど大盛況でした。

 多くの方が実際に弊社の車いすに試乗していただき、軽さや乗り心地を体感していただきました!マグネシウム合金製ということもあり、「軽い車いすがあると聞いて見に来た」というお客様もとても多かったです。弊社の車いすユーザーも訪れ、その場でメンテナンスする場面もありました。

新開発の防滑クッション「ポージン」

 今年から新たに展示したのが、防滑クッション「ポージン」。橋本エンジニアリングの安全福祉用具ブランド「ガードウェル」シリーズより、滑らない・ズレない新感覚クッションとして開発されました。

「ガードウェル」シリーズより防滑クッション「ポージン」「体感保持プロテクター」

 車いす利用者の前ズレ・ずり落ちを軽減し、正しい姿勢で座ることを目的としたクッションですが、ブースを訪れた介護施設や病院関係の方の多くは「ずり落ちは切実な問題で困っている」との声がとても多かったです。
実際に”現場”の声を聞き、今後の開発にも活かしていきます!

3日間で感じたこと

 筆者にとって初めてのH.C.R.でしたが、3日間で強く感じたことがあります。それは、「障がいや介護は千差万別で、”これが正しい”という答えがない」ということです。例えば、車であればカタログの中から決まった車やグレードを選ぶだけですが、福祉用具は利用者ひとりひとりによって異なるので「カタログの中から選んでね」だけでは利用者目線のものづくりとして完璧ではないのです。

 多くの方と意見交換するなかで、人それぞれ違う問題を抱えていることがよく分かりました。福祉用具メーカーとして、どこまで対応できるかは難しい課題ですが、少なくとも「利用者目線」のものづくりは欠かすことができない要素だと改めて認識した、そんな3日間でした。

次回もお楽しみに~(^^)/

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