メモ帳#03

物理法則の在り処

「幸運な宇宙」ポールデイヴィス著より

・なぜこの世界には物理「法則」が存在するのだろうか?
世界を規定する法が存在する理由を人間の存在を持ち出さずに(人間原理に頼らずに)説明できるのだろうか。それは科学の範疇だろうか。科学の範疇で扱おうとするとトートロジーに絡めとられるのだろうか。

・なぜこの世界は数学によって記述されるのだろうか?
数学とはなんなのだろうか。数学で記述できる以上、その実存はこの世界の外に存在するのだろうか。それともあくまで数学という体系は人間の認識の中だけに存在するのだろうか。

・物理法則に「実質」のようなものや物理法則が住う世界があったりするのだろうか?
物理法則がこの世界で機能する際にどんな認証が行われているのだろうか。現在物理では、物理法則は空間に備わったある種の性質として理解される。どのように物理法則がこの世界の現象と結びついているのだろうか。

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