球場を貸切って「朗読ワークショップ」
「どうしたら、伝わるのか?」
アナウンサーになって2年目
「お前さんが出ると
チャンネルが変わる音がする」と
大御所アナウンサーに言われた
32年前の「あの日」から
ずーっと、この「問い」が私の中にある。
答えは、まだ、出ていない。
でも、それは
美しく読むことでもなく
スキルを磨けばよいわけでもなく
間違えない、つかえないからでもなく
気持ちを「ことば」に乗せることが
大事なんだと
今は、思っている。
テレビ局を50歳で卒業して
翌年から、静岡県の事業である
「ふじのくに子ども芸術大学」にエントリーして
「感じて、伝える 旅する朗読」と題した
子ども向けの朗読ワークショップを重ねてきた。
「人・本・旅が人生を豊かにする」という
教えをヒントに、思いついた企画で
伊豆の踊子
静岡・岡部の昔話 ※オンライン開催
江川太郎左衛門 ※ハイブリッド開催
と、コロナにもめげず何とか実施してきて
今年は「静岡・草薙球場物語」だ。
草薙球場を舞台にしようと思った理由は
今回の企画ために
オリジナルで作った朗読台本の
「はじめに」で語っている。
人にはもちろん、地域にも
探せば、様々な「物語」がある。
その「物語」の舞台を実際に歩いて
五感で味わってみると
不思議なもので
自然に「ことば」に気持ちが乗るし
伝えたくなる。
そんなプロセスを体感してもらうのが
「感じて、伝える 旅する朗読」だ。
※非日常を旅と見立てています。
小3〜中3までを対象としているが
せっかくの機会なので
大人助っ人を、若干名募集することに。
子どもと一緒に
2日間の朗読ワークショップに参加し
発表まで、学び合えます。
「伝える」ために必要なことは
大人も子どもも、変わらないし
ご一緒出来たら、嬉しいです。
詳細はこちら
広瀬哲朗さんのトークイベントと
朗読発表会は、当日、観覧も出来ます。
上手く喋ろうとか
間違えないように読もうとか
そういうことではなく
「感じる」ことを大切に!
一緒に楽しみませんか?