肉にまつわる豆知識〜意外と知らないお肉のトリビア〜 ヘレの巻
ヘレ(フィレ)の巻
皆さん大好きお肉の豆知識。
初回はお肉の代表格でもあり、お肉の女王とも言われる、ヘレについてお話ししたいと思います。
ヘレの語源
呼び名の語源はフランスの「フィレ(filet)」だとされています。フィレを日本語に訳すときに「ヒレ」となり、関西で訛って「ヘレ」になったと考えられています。
ヘレは人間には無い筋肉
ヘレ肉は、牛の希少部位であり、非常に高級な肉として知られています。
ヘレ肉は、牛の背中の中央部分に位置し、通常は背骨の両側にある柔らかくきめ細やかな肉です。
この筋肉、実は人間のように二足歩行することが出来る動物には存在しない筋肉なんです。
四つ足歩行する動物特有の筋肉なんです‼️
お肉の女王
ヘレ肉は、その美味しさと柔らかさから、お肉の女王と言われており、ステーキとして人気があります。
シンプルに塩と胡椒で味付けし、肉の風味を最大限に引き出すことができます。また、レアやミディアムレアで調理することが一般的で、ジューシーな食感と肉の旨味を楽しむことができます。
個人的にはヒレカツに仕上げるのが最高に美味いと思います!
短時間で油から上げ、余熱で火を通すとエッチなピンク色に仕上がります。
ヘレは4つに分けれる
ヒレ(フィレ)は、サイドマッスル、テート、シャトーブリアン、ミニヨンの4つの部位に分かれます。
各部位の主な特徴は、以下のようになります。
最も美味しいとされている「シャトーブリアン」
細かな繊維で柔らかい「テート」
霜降りが強い「ミニョン」
ハラミのような繊維の柔らかさのある「サイドマッスル」
ヘレと言っても、どこを切るかで価格は全然違うので、シャトーブリアンにこだわらず、ミニョンやテートも食べてみて下さい。
サイコロステーキにするならどちらも申し分ございません!
フォークで切れるヘレの焼肉
さらに、ヘレ肉は赤身でありながらも、繊細な脂肪の甘みがあります。脂身のきめ細かさと上品な味わいが特徴で、舌の上でとろけるような感覚をもたらし、歯で噛まなくても、歯茎で噛めてしまうほど柔らかなお肉です。
奈良県に『きみや』というナイフではなくフォークで切り分けてくれるヘレのステーキ焼肉屋さんがあります。
YouTubeのリンク貼り付けときますね。一度ご覧になってみてください。
https://youtu.be/v0orOePAYks
ただし、ヘレ肉は希少部位のため、他の部位に比べて価格が高めになることがあります。
ですが、その美味しさと贅沢な食べごたえは、特別な食事や特別な日のお楽しみとして価値があります。
ヘレ肉を堪能するには、厳選された肉屋やレストランでの購入や食事がおすすめです。質の高いヘレ肉を選び、丁寧な調理法で楽しむことで、最高の食体験が得られるでしょう。
それでは、ヘレ肉の魅力について少しでもお伝えできたでしょうか?
もし他にも何か質問や情報が必要な場合は、お気軽にお聞きくださいね。