ヘーゼルナッツの休眠挿しに挑戦!
明けましておめでとうございます!国産ヘーゼルナッツ栽培をしている榛ノ森-ハシバミノモリ-です!2024年もいよいよ始まりましたね!
今年は、昨年よりもさらにヘーゼルナッツ栽培に力を入れていきたいと思っています。今年の目標はズバリ、「ヘーゼルナッツの苗木を100本集める!」です。
現在、20本の苗木を栽培していますので、あと80本今年中に集められるように頑張って行きたいと思います。
ということで今年最初に挑むのは、ヘーゼルナッツの休眠挿しです。
休眠挿しというのは、植物が秋冬を迎え、休眠期に入る時期を狙って行う挿し木の方法です。
メリットとしては、剪定で切り落とした枝を使うので無駄がないこと。これは挿し木全般に言えることですが、手軽に行え、なおかつ親木と同じ性質を遺伝することなどが挙げられます。
デメリットとしては、根がつくまで時間がかかること、失敗する可能性も低くないということです。
ですが、こちらの記事によりますとルートン(発根剤)を使うと発根率が相当高くなるという前例がありますので、かなり期待できそうです。
それでは早速ヘーゼルナッツの挿し木を行っていきたいと思います。
今回使うのは、三種類のヘーゼルナッツの枝です。
左からノッティンガムフルーフェ、ヤムヒル、サカジャウェアです。
これを一晩水につけて、しっかり吸水させておきます。
次の日の朝、仕込んでおいた挿し穂を水揚げします。そして、挿し穂を適当な長さに切り分けていきます。この時、気をつけることは、一つの挿し木に蕾が2つから3つほど必ず付いているように切り分けることです。
そして、切り口がVの字になるように両方向から切ることも重要です。
そこまでできたら次はルートンをたっぷりとつけていきます。ケチらずたっぷりとつけるのがコツです。
ルートンをつけたら少し乾かし、いよいよ土に挿していきます。
今回、挿し穂として用意できたのは、ノッティンガムフルーフェ12本、ヤムヒル13本、サカジャウェア11本、全部で36本です。
写真を見てもらうとわかるように中にはとても細い枝もありますので、全てが発根するかわかりませんが、どれくらいの発根してくれるかとっても楽しみです!
次に発泡スチロールに、赤玉土(小粒)を入れ、箸で適当な深さに穴を開けたら、挿し穂を植えていきます。
この時、発根剤が取れてしまわないように慎重に植えていきます。植え終わったら土がしっかりと濡れるくらいまで水やりをして終わりです。
今回は、ヘーゼルナッツの挿し木に挑戦しました!
細かい作業、慎重な作業が多く少し緊張しましたが、なかなか上手に植えることができたと思います。
発根するまで2、3ヶ月、もっとかかるでしょうか。変化がありましたらまたお知らせしたいと思います。ぜひ、興味のある方はフォロー、いいねよろしくお願いします!フェイスブックなどSNSも行っていますのでご活用ください。
↓前回のヘーゼルナッツの記事はこちら
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