TA-3.2.5 (K2)クラシフィケーションツリー図がテスト技法にどのように役立つ かを説明する 。


クラシフィケーションツリー技法

概要

クラシフィケーションツリー技法は、テスト対象のデータ空間を視覚的に表現することで、特定のブラックボックステスト技法を支援する技法です。

適用

  • テスト対象に関心のあるパラメーター(クラシフィケーション)と、そのパラメーター の同値パーティション(クラス)を識別する

  • 境界値を識別する

  • 特定の入力組み合わせを識別する

  • 同値分割法、境界値分析、ペアワイズテストなどのテスト設計技法を支援する

制限/注意事項

  • クラシフィケーションやクラスの数が増えると、図が複雑になり、使いづらくなる

  • テストケースは作成せず、テストデータの組み合わせのみを作成する

  • テストアナリストは、各テスト組み合わせの結果に基づいて、完全なテストケースを作 成する必要がある

カバレッジ

  • 最小クラスカバレッジ:クラシフィケーション内のすべての値を少なくとも1回テストす る

  • ペアワイズカバレッジ:すべてのクラシフィケーションの値のペアをテストする

  • その他の組み合わせテスト:3ワイズなど

検出できる欠陥の種類

  • 使用するテスト技法によって異なる

  • 同値分割法:同値パーティション内の誤動作

  • 境界値分析:境界値付近での誤動作

  • ペアワイズテスト:2つのパラメーターの値の組み合わせによる誤動作

練習問題

  • Question #14 (1 Point)

ISTQB® Test Analyst Syllabus
Advanced Level
Compatible with Syllabus version 3.1
Sample Exam – Questions
Sample Exam set A
Version 2.6

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Compatible with Syllabus version 3.1
Sample Exam – Answers
Sample Exam set A
Version 2.6

【出典元】

ISTQBテスト技術者資格制度
Advanced Level シラバス日本語版
テストアナリスト
Version 3.1.1.J03

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