AUTFL-4.2.2 バックツーバックテストについて例を用いて説明する。(K2)


バックツーバックテスト(比較テスト)

バックツーバックテストは、テストアイテムの2つ以上のバリエントを比較するテストアプ ローチです。すべてのバリアントに対して同じテストケースを実行し、結果を比較します。 結果が同じであれば、テストは合格となります。
テストアイテムは、内容の観点から同じ要件に基づく必要があります。この場合に限り、テストアイテムは比較可能な振る舞いを示すことができます。
バックツーバックテストは、テストアイテム間またはテスト環境間の意図しないごくわずかな差異を明らかにすることを目的としています。したがって、このテストは要件ベースドテストの代わりとはなりません。

バックツーバックテストの例

● ソフトウェアの新しいバージョンと古いバージョンの比較

古いバージョンのテストアイテムがテストオラクルとして機能する(リグレッションテストと同じ)。

● 実行可能モデルと (手動または自動で) 生成されたコードの比較

これはモデルベースドテストの 1 つの形式であり、実行可能なモデルがテストオラクルと して機能する。この技法は自動化されたテスト設計に非常に適しており、モデルから期待結 果だけでなく、自動化されたテストケースも導き出すことができます。

【出典元】

ISTQBテスト技術者資格制度
Foundation Level Specialist シラバス
自動車ソフトウェアテスト担当者
日本語版 Version 2018.J03

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