テストアナリストが評価することがある品質特性について説明する。


テストアナリストが評価することがある品質特性

テスト戦略の策定

各品質特性と副特性に関連するリスクを認識し、適切なテスト戦略を策定する。

  • テスト戦略には、SDLCでのテストタイミング、必要なツール、ソフトウェアとドキュ メントの入手可能性、技術的な専門知識などを考慮する。

  • 特定の品質特性には、使用性テストのように、特別な人材、広範な計画、専用のラボ、 特定のツール、特定のテストスキル、膨大な時間が必要になる場合がある。

  • テストアナリストは、必要に応じて、使用性テストなどの専門的なテストを他のグルー プに依頼することもある。

関連性

  • テストアナリストは、自身が担当する品質特性以外にも、他の特性に留意し、テストで 重複する領域を理解する必要がある。

  • 例えば、性能テストに不合格となったテスト対象は、使用性テストにも不合格となる可 能性が高い。

  • 同様に、相互運用性の問題を抱えるテスト対象は、移植性テストを行うための準備が整 っていない可能性がある。

【出典元】

ISTQBテスト技術者資格制度
Advanced Level シラバス日本語版
テストアナリスト
Version 3.1.1.J03

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