TA-3.3.3 (K2)欠陥ベースのテスト技法の適用方法と、使用方法におけるブラッ クボックステスト技法との違いを説明する。


欠陥ベースのテスト技法

概要

欠陥ベースのテスト技法は、探したい欠陥のタイプをベースにテスト設計を行う技法です。既知の欠陥のタイプから体系的にテストケースを導き出し、テスト対象のソフトウェアに存在する可能性のある欠陥を検出します。

適用

  • すべてのテストレベルに適用可能

  • 一般的にはシステムテストで使用される

制限/注意事項

  • 複数の欠陥分類法が存在し、それぞれに特徴がある

  • テスト対象のソフトウェアに適切な分類法を選択する必要がある

  • 先進的なソフトウェアに対しては利用可能な分類法が存在しない場合がある

  • 期待するカバレッジを事前に定義する必要がある

カバレッジ

  • すべての有用なテストケースを識別するための基準を提供

  • カバレッジ項目は、構造要素、仕様要素、使用シナリオなど

  • ブラックボックステスト技法に比べて体系的ではない

  • カバレッジ基準は、すべてのテストセットが完全であることを意味するわけではない

検出できる欠陥の種類

  • 使用する欠陥分類法によって異なる

  • ユーザーインターフェースの欠陥一覧を使用すると、ユーザーインターフェース関連の 欠陥を検出

  • 特定のテストの副産物として、他の種類の欠陥も検出できる

練習問題

  • Question #23 (1 Point)

ISTQB® Test Analyst Syllabus
Advanced Level
Compatible with Syllabus version 3.1
Sample Exam – Questions
Sample Exam set A
Version 2.6

ISTQB® Test Analyst Syllabus
Advanced Level
Compatible with Syllabus version 3.1
Sample Exam – Answers
Sample Exam set A
Version 2.6

【出典元】

ISTQBテスト技術者資格制度
Advanced Level シラバス日本語版
テストアナリスト
Version 3.1.1.J03

いいなと思ったら応援しよう!