霜降り皮肉
お疲れ様です。
プロペラです。
最近書いた記事が閲覧数100を達成して
興奮している今日この頃です。
昔の記事がじわじわ伸びたとかではなく、
公開してから5日ほどで達成したことが何より嬉しいです。
皆さま本当にありがとうございます。
今後ともよしなに。
さて今日は
努力のつもりが無自覚に自分の首を絞めていた
というお話です。
3年前、大学卒業や就職が
うっすら見え始め、
何者でもない自分に焦っていました。
自分の理想像はうっすらあるけれども
具体化できていないし、
億劫で模索すらしたことがありませんでした。
こんな自分を変え、理想像を把握するには
どうしたらいいかをまず考えました。
もちろん自分を変えることは
一朝一夕でできることではありません。
長期的に考えて、自分が一番成長できうる方法。
それは
逃げ道を絶って、やらざるを得ない状態にする
ことです。
多くの人が実践したことがあるのではないでしょうか。
あるいは現在進行形で実践している人もいると思います。
では実際に何をしたか。
投資用不動産の営業の仕事に
就くことに決めました。
なぜ投資用不動産なのか。
投資用不動産は
自らが相手に気づかせる、
あるいは無理やり作り上げなければ
需要が生まれることはありません。
スマホや電化製品は必要な時が必ずあります。
しかし、マンションは持ってなくてもいいものです。
マンションほし〜。と思うことはあっても、
それはドラえもんに道具出してもらうとしたら何出してもらう?
くらい空想上の話なのです。
そんな需要を0から1にすることができれば、
自分のなりたい姿になれるのではないかと思ったのです。
結局なりたい自分とは何か
頑張って考えました。
僕は面白い人になりたかった。
もっと言うと話が上手い人です。
この答えに辿り着くまでに、
しばらく迷走を続け
ようやくこの答えにたどり着きました。
血迷って小さい頃ウルトラマンに
なりたかったことを思い出し、
円谷プロにアポなしで突撃したりもしました。
そんなこんなで話を面白く構成する発想力
誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力
(以下コミュ力)
この2つが喉から手がでるほど欲しかったことに
気がつきました。
この二つを得るには
頭の回転を速くすることと
人見知りを完全に克服することが
重要であると考えました。
そこで、投資用不動産の仕事は
ぴったりだと考えました。
当然知らない人に話しかけなければならないし、
話し方を工夫することによって
0の需要を1にしなければならない。
お客さんとの会話の中で
コミュ力と頭の回転同時に鍛えられる。
数字を出さなければならないので、
常に挑戦をしなければならない。
こんなに好都合なことはないと考え、
就職を決めました。
が
理想が先走るばかり、
なりたい自分というのは必ずしもなれる自分ではない。
という基本を疎かにしていました。
できもしないことに躍起になって
できない事実に焦り、
いやいや今日こそは!と思いながら
業務をこなす日々。
大学の同期と久々に飲む。仕事の話になる。
後輩と会えば社会人どうすか!と聞いてくる。
みんなに虚勢を張って、
絶好調さ!と答え、心が痛む。
そんなことをしていたら
やがて限界を迎えます。
嫌でも気付かされるわけです。
僕は極度の人見知りで、
話も大して面白くないことを。
いや、薄々気付いていて、
認めたくなかったのかもしれません。
この気づきはいたく苦痛を伴うものでしたが、
一番成長できた瞬間だったと思います。
この経験からわかったことは
出来ないことを無理やり追い込んで頑張っても
ストレスしかかからないということです。
努力が正義とは限りません。
でも、頑張ること自体に意味がないとは言いません。
結果僕も成長できましたし。
とはいえ得られたものといえば挫折だけ。
壮絶なストレスの先に待っているものが
挫折とはなんとも皮肉なものです。
自分を客観視して、できないことを
認めるのは難しいことです。
理想とは対極にあるものですから。
でも、どうか気づいて欲しい!
辛い思いをするけれども、
自分の力を過信して
首を締め続けるよりはずっといい。
楽になったら見えてくるものもありましょう。
文才を鍛えたくて始めたこのnoteも
いつか自分の首を絞めないことを祈って…
以上、よろしくお願いします。