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【WEBデザイナー向け】自分が未経験の分野のクライアントの事業にも、販売戦略をアドバイスできるようになるトレーニング法
イチです。2本めのnoteです。
今回は、WEBデザイナーが「作業者」ではなく「提案者」になるための、思考トレーニング法について書いていきます。
WEBデザイナーは作業者になりがち
WEBデザイナーを始めたばかりの頃は、「お客様の言われたものをそのまま作ること」がWEBデザインだと思っている人が多いです。
原稿や写真をいただき、それを「美しく」「かっこよく」「プロっぽく」デザインすることがWEBデザインであると。
それはそれで大切なことだし、案件のケースによっては間違いではないのですが、WEBデザイナーに求められるものは、実はそれだけではありません。
ひとつ、大切なことを言いますが、お客様は自分の事業のプロではあるけど、「WEBサイト」「WEBプロモーション」については、素人なのです。
もちろん、そこをしっかり勉強したお客様もいて、「自分の描いているとおりのWEBプロモーションをデザインに起こして欲しい」という要望もあります。
この場合は「言われたものをしっかりその通りに作れる」という「作業者スキル」が求められるし、それに応えられるのも間違いなく必須のスキルではある。
ただ、依頼をくれたお客様に、WEBサイトやWEBプロモーションの知識がない場合、得てしてその人がイメージしているWEBサイトは、「自分のためのWEBサイト」になっています。
自分の好みでサイトを作ろうとするお客様
例えば以下のような要望がお客様からあった場合は注意です。
【自分は】赤が好きだから、赤を使ったサイトにして欲しい。
【自分が】好きな偉人の言葉をキャッチコピーにして欲しい。
【自分の】好きな写真をTOPページに大きく載せて欲しい。
このように、お客様から頂いた要望の主語が「お客様自身」である場合は、往々にしてお客様の中に「エンドユーザ」が不在です。
自分のお店のサイト、自分の会社のサイトなんだから、自分の好きに作りたい。
プライベートな持ち家を建てるような感覚で、自分の好みをふんだんに盛り込んだサイトにしようとする人が、個人事業主や経営者の中にも実はかなりいます。
アーティストや芸能人のオフィシャルサイトならそれでいいでしょう。
だけど、多くのお客様は、そのWEBサイトで「ビジネス」をしようとしています。
ビジネスをするということは「エンドユーザ」がいるということ。
つまり、そのお客様だけの好みではなく、あくまでも、そのサイトを利用する「エンドユーザ」に合わせた色やデザインにする必要がある。
病院のオフィシャルサイトなら、いくらお客様から要望があっても「赤や黒」を使うべきではなく、人の気持ちを落ち着かせ、信頼感を感じせることができる緑や水色が望ましい。
介護のホームページなら、優しい印象で安心して高齢者を預けられるよう、ペールピンク、淡いオレンジや黄色、黄緑などのパステル系にするなどです。
ここに、下手に「経営者/事業主の好み」を優先すると、多くのケースにおいて失敗します。
作業者から、目的を叶えられる提案者へ
これらの「ターゲットと目的を見定め、WEBサイト全体の設計や方針を決めること」を「ディレクション」といい、制作方針のグリップを握るのが「WEBディレクター」です。
お客様側にこの「ディレクション」をする人がいれば、我々WEBデザイナーは作業者でもいいのですが、我々個人WEBデザイナーのお客様で、正しくディレクションができる人は決して多くありません。
なので、こちらが「イニシアティブ=主導権」を握り、WEBサイトを作るお客様の最終的な目的をしっかり把握したうえで戦略を練り、「どんなサイトにするか」から設計/提案して上げる必要があるということです。
WEBプロモーションの販売戦略を立てる
さて、僕はWEBデザイナーではありますが、ディレクションもでき、お客様に応じた販売戦略を、自在に立てることができます。
自分が過去に販売経験のある商材はもちろん、自分が未経験の業種の商品/サービスに対しても、高い確度でこれができる。
そして、これは僕が特別な経験を経たからできるのではなく、今これを読んでくれているあなたにも、正しくトレーニングを積めば必ずできるようになります。
ただ、この方法は抽象的かつ、読んだらすぐに結果が出るようなものでもないです。
しっかり実践して1,2年はかかると思います。
1,2年は長いと思いましたか?
でも僕はこの知識やテクニックを身につけるのに、のべ14年以上かかりました。自分でトライアンドエラーと模索を繰り返して、ようやく手に入れたスキルだからです。
これに比べれば、1,2年で修得できるのはめちゃくちゃ早いです。
今から教える「修得のコツ」を知っているのと知らないのでは、経験値の積み方も段違いだからです。
このnoteは、あなたを、優秀な販売戦略アドバイザーにするための特急列車のパスポートだと思って下さい。
では早速始めましょう。
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