chatGPT、小説のプロット作りに優秀すぎる
こんにちは。端野暮(ハシノクレ)です。
カクヨムというサイトでweb小説をたまに書いています。
これは私がネット上でよく使う自己紹介です。
しかし、この自己紹介とは裏腹に、私は1年半前にプロットを詰めずに描き始めた小説の途中で行き詰まって以来、物語を描くのを避けていました。
その結果、溜まりに溜まった自意識を時々noteに書いて発散して日々を過ごしていました。(その痕跡はホームからご覧いただけます)
そんな中でしたが、春の陽気やら素敵な小説やらに創作意欲を高められた私は、温めていた設定のメモ帳を開いたはいいものの、それをプロットにする元気がない状態で立ち止まっていたことを思い出しました。
再び訪れる絶望。
しかしここで諦めるのは癪だ、ということで、chatGPTに相談してみようと思い立ったところから物語は動き出しました。
ざっくり相談してみる
まずは、設定のメモを入力してざっくり相談してみようと思い立ち、
「殺し屋の女性とパパ活で稼ぐ女性のガールズラブまたはシスターフッド小説を書きたいのですが、プロットを考えてくれませんか」とだけ入力しました。
タイムリーかつ尖った設定だと個人的には思っているのですが、プロットを成立させる力量に不安のある自分には、この設定を鮮度が落ちないうちに作品にする自信がなかったのです。
すると、瞬時に長文が返ってきました。
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いきなりタイトルと人物・場面設定を完成させてくる。
そしてこのあと、さまざまな展開を経て、エンディングまで一気に描いてくれます。
所々に粗や個人的に好きじゃない展開はあるものの、この設定から広がる展開の仕方として80点は叩き出しているように思われる内容でした。
多分僕が1〜2週間ぐらいじっくり考えても、似たようなことをフワフワと思いつく気はします。
ただ、それらの思考の叩き台を一瞬で作ってくれることには、正直めっちゃ価値があると思いました
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アレンジして返してみる
chatGPTからもらったアイデアに、個人的な好みや詳細な設定を書き加えると、だいたい倍くらいの分量のプロットが出来上がった。
しかし、これが本当に面白いのか、原案の生みの親でもあるchatGPT君にも確かめて欲しくなった。
そこで、詳細を書き加えたプロットをペーストして、chatGPT君にも読んでもらった。
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するとchatGPT君は、褒めながら気分を害させずに更なる改善点を指摘する、という非常に難しい芸当をやってのけた。
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この後の各パートでも褒めながら不足した要素を補ってくれた。
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爆速で1話が完成した
chatGPT君のアドバイスを活かしつつプロットをさらに練ると、いよいよ本文が書き始められる状態になった。
相談し始めてからここまでわずか1時間ほどの出来事である。めちゃめちゃ早い。
そして、プロットができると気持ちいいくらいに筆が乗る。
その結果、そこから2時間もしないうちに第1話が完成した。
というわけでそんな1話はこちらから読めます(2話以降も出来次第更新します)
とはいうものの、また詰まったらどうするの?
せっかく1話ができたはいいものの、これから展開させていく過程で悩みは尽きないはずだし、また行き詰まる可能性だってある。
しかし、そんな時にも頼れる味方がいる。
そう、chatGPTである。
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まあ流石に本文をまるまる書かせる真似はしないつもりだが、行き詰まったら相談できると思えば、勇気を持って前に進めるというものである。