vol.103 知らぬ間に
私の中で
ある人が特別に大切になっていることがある。
それも知らぬ間に。
きっと何か大きな出来事があったのだろうけどそれを思い出せない。
きっと覚えてないわけではないと思うけど、
気づいたら大きくて特別な存在になってる。
ゆえに苦しくなることもある。寂しくなることもある。
そしてたまに思いもしないタイミングで涙が出てきてしまうこともある。
悲しいんじゃなくて、嬉し涙だ。
なんかわからんけど私の心の奥深くにあるそれに触れて、なんだかあったかくなって一緒にいるだけで心地よくて、不思議な感じ。
決して1人では知ることの出来なかったその名のない素敵な感情がどっと押し寄せてくる。
きっとそれが私にとっての幸せなんだなあと思う。
よく分からんけど、心のその奥での化学反応が起きるその瞬間を一緒に作ってくれる人が尊くて、
私にとってのかけがえのない人になるのだ。
なんなんだろうね。
生きてるその意味を感じられるからなのかな。
私にもその正体は不明だけど、こういう感情を大切にしたい。
ふと我に返ると
何事もなかったかのように隠れていってしまうものでもあるから。
今日はなんだかとっても抽象的なお話。
掴みどころがありそうで掴みきれない。
分かりそうで全てを知ることが出来ない。
そんな気持ちを書き留めておきたくて。。
まあ、それがあるからまた面白いって思えるのかもしれない。
ただその感情に依存するばかりじゃなくて
私は私として、強くたくましく生きるんだよ。
強く生きる中で、突然見せる弱さともいえる儚いその感情に出会えるのかもしれないのだから。