なぜリアポ名古屋は今の申し込み方法になったのか?と今後の展開
先日行われたリアポ名古屋2023年の申し込み
実施した我々は、12年目という事あり
継続してきた人たちの中にも疲れてきた人たちがいる
来年から辞める人も多くでるだろうと予測していたのですが、予想とは裏腹に前回より早く満枠となってしまいました
新規の申し込みの方も多く
その熱意と努力によって申し込んでくださった方々
早押しに不慣れで
残念ながら参加を断念してしまった方
特に参加が出来なかった方々からはお叱りも受け
「なぜ、選考や抽選では無く先着順なのか?」
というお言葉も数多く頂きました
仰る通りだと思います
本日、団体の申し込みがありますが
その前に、なぜ選考で選ぶ事をしないのかについて話したいと思います
選考で選ばない理由をひとことで言うならば
「私が偉い人になりたくないから」
です。
以前、東京で行われていたある写真展では
プロの先生が参加者を選考して選んでいました
その方法はその方法で利点があり
選ばれる方もメリットがあったと思います
その方式が悪いとも思いません
私の主催では無くなりましたが闇の王展もセレクト方式です
ただ・・・・
リアポの理念には合わない
そぐわないと思うのです
リアポの理念とは
ポートレートはもっと自由になるを標榜し
自分の作品は自分の好きなものを展示する、だが他人の作品を否定しない
それがリアポの考える自由な展示
そこで選考をしてしまうと。。。
そうです
選考から落とした人を「否定」することになります
これはリアポの理念から外れます
また、私はいつも言っているのですが
「偉いカメラマンにはなりたくない!凄い写真を撮る、凄い写真家」
になりたいのです
作品を選考するという事には自分の趣味趣向が入ります
またリアポに出る人を選別するという「権力」も持ちます
当然「責任」も発生しますが
HASEO好みの作品を集めたくは無いのです
私の事が嫌いで
私の事をフォローもしていない
私の作品を見るのも嫌な人が申し込んでも参加できる写真展にしたいのです
HASEO様絶対主義なんてくそくらえです
そんなものに何の価値があるのでしょうか?
私は、そういう一人の王様に皆が従う写真グループを作りたくは無いのです
HASEOの写真なんかより、私の写真の方が1兆倍良い!と思っている人たちに参加して欲しいのです
皆で、馴れ合いで褒め合ってはいけない
「写真に嘘をついてはいけない」
のです!
だから、リアポ開催中も含めて参加者と飲みに行くとかは絶対にしないようにしています
自分がえこひいきや、自分の言う事聞く人を集める気も無いのです
リアポの趣旨に賛同してくれる人達を集めたいのです
自分が写真家の底辺でうごめいている時に
「偉いカメラマン」がしたことを
自分は絶対にしたくは無いのです
設立当初にお約束した御招待や
先生方の御招待は、先方から辞めたいと言われるまでは辞めるつもりはありません
運営が決めたリーダー達も否定はしません
実際に運営している人たちが見て決めているので間違いないでしょう
ただ、私が権力を持って
参加者を選別する行為はやりたくないと思っています
なら、抽選は?
という声も聞きます
納得できるでしょうか?
運営も手間がかかる上に
公平にやったとしても、中で操作があったのでは?
運が悪く、毎回自分ばかり落ちる
という不平は起きないでしょうか??
だから、私は抽選には否定的です
勿論、早押しがBESTではないことは理解していますが
現状では最善の策なのかなと考えています
勿論、良いアイデアがあれば教えていただきたいと思っています
そして早押しに関しての救済措置もあります
◎毎年ですが、障害のある方など早押しが不可能な方々向けに
全員は難しいのですが3名前後の枠を用意しています
申し込み前に運営までご連絡ください
◎2次募集を行っています
早押し後の翌日に、二次募集を行っています
今回のように同一参加者が複数の申し込みをして他の当選枠をキャンセルする行為は次回より禁止とします
また会期までにキャンセルが出た場合は、キャンセル待ちの方へ速やかに告知しています
◎団体枠での申し込み
ソロで申し込めなかった場合は翌週に行われる団体募集で団体としての申し込みが可能です。今年は団体枠の開始から2年目ですが、増える可能性もあり、そうなると早押しも厳しいかもしれません。。
そして。。。
私は更に決断をしました
それは何かと言いますと
2023年 4月27日~30日
市民ギャラリー矢田にて
「リアルポートレート S」を開催します
場所は市民ギャラリー矢田の3F全部
パーテーションは使用せずに、全て壁面のみ
個人、団体でも参加可能
一次応募の条件はリアポ名古屋2023年に参加していない方
一次応募の後に誰でも参加できる二次応募を行います
応募者が少なくても自分の作品で壁面を埋め尽くすという覚悟で開催を決定しました
吉川が私に言った
「参加できなかった人たちがリアポを嫌いになるのが哀しい」
と言った一言で決断ができました
私たちは完璧では無いし
ポンコツで何かも上手くは出来ません
でも、情熱はあります。
まだまだ不完全なリアポですが、このように決断し
皆さんが楽しめる場にしたいと切に願ってます
御理解いただけると嬉しいです
HASEO
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