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リアルポートレート選抜展開催と、写真の世界の理想と現実。そして私の想い

いよいよ明日から

リアルポートレート選抜展が開催されます

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今回の展示は、当初予定にはありませんでした

私の3月の個展の後は、イタリアに行き

リアポ東京から、様々なイベントを経て秋のリアポ。

そのように考えていました


しかし。。。


今回のコロナの騒動でリアポ東京は中止となり、私の予定もキャンセルばかりとなりました。それは誰かのせいでもなく天災とも言えることだと考えています


そう、誰も悪くはない



起きた事に対して、誰も悪くは無いのです

しかし天災や疫病には、そんな事は関係ありません

リアポ東京は中止となりました

その中止という流れの中で、自粛を徹底させようと考えていた人達となんとか開催したいと言う人達の間で少しぶつかるような事もありました


哀しいことです

本当に哀しいことです


リアポという旗の下

皆でポートレートを楽しむ「仲間」が

お互いにお互いを攻撃する事は本当に嫌です


そして、どちらも悪くないし

どちらの気持ちもわかります


だから、辛かったのです


私は、みんなが大好きなのです。



リアポを作ったとき

20人足らずで始めました

最初は、毎回赤字で

自分のポケットマネーをやりくりし

そして、東京や大阪から有名な人や、注目する人を呼び

度重なる赤字でも、歩みを止めず進んできました


そんな過程を経て今があります


みんな大好きに決まってるじゃないですか!!

参加してくれる

それだけで嬉しいし

自分の事をフォローしてなくても

自分の事を嫌いでもかまわない


リアポが好きでいたら、それだけでいい


そう思っています。


おーさん達と、リアポを作った頃

東京や大阪には、御苗場やポートレート専科があって

名古屋には何も無かった


作りこみの作品の展示場所も無く


ポートレートが狭かった


そんな中、「ポートレートは自由になる」を旗印に始めたリアポ

名古屋で始めたリアポ


自分の中で格別の想いがあります


だからこそ


行き場の無くなった東京リアポの作品や皆の「展示への想い」

これを救済する事は自分の「義務」であり

そして、皆の気持ちをまたひとつにまとめたい


そう思い


急遽、リアポ選抜展の開催を決めました


場所はセントラルパーク

栄地下街の久屋大通り駅に繋がる通路

当然、密閉された空間ではなく、100m以上の広い空間

こちらで、一般の方々にも作品を見てもらいつつ

展示ではイベントを自粛し、参加者もマスク着用

勿論、開催費用は自分の自腹です

参加者の参加費用は無料として開催させて戴きました


自分は、リアポという「合同展」を開催するに当たり

「覚悟」を決めました。



何年でやめるとか、最終回とか、そんな100日後のワニみたいなことは絶対にしない!!自分が続けられる限り頑張り、引き継げる人を育てる!

利権とかくそくらえで、自分は絶対に手を抜かずに誰よりも努力する


そして一番大切なのは、歩みを止めない事

歩いてもいい

ゆっくり歩いても、止まりそうな速度でも、どんな形でも良いから絶対に止まらない!

止まったら、そこで過去に頑張ってきたものを無駄にしてしまう

ゆっくりでも、止まらない


これが、私の「覚悟」です。

リアポを離れて各自で展示を始めた皆にも、合同展をやる人達にも伝えたい


「主催者は覚悟して、写真を止めるな!」


ZOOMとか遠距離ワークとか世の中は便利になって色々なカタチが生まれている。雑誌社やカメラメーカーも永遠じゃない


でも、私たちは「展示」する

作品の展示を通じて見て欲しい


リアポ選抜展、参加者一同の心の篭った作品を ぜひ見て欲しい


2020年 6月24日 リアルポートレート主催 HASEO




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