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おにぎり屋でおかずを頼みすぎてしまう女

なにかにつけて過剰なんだな、と食べ終わったあとの唐揚げのおさらと味噌汁のお椀、竹かなんかで編んだおにぎり置き場をみて思う。

からあげとみそしるとおにぎり1こで1047円。

からあげがあるから仕方ない!からあげおいしい!!……と、もぐもぐしてたのは数分前。

こうして食べ終わったあとの皿をみると、ああやっぱりちょっと過剰だったな…と感じる。

なにが過剰なんだろうか。


お昼ご飯にかける支出、気持ちよく身体を動かせるカロリー、そういうものに対して、バランスを崩していて、過剰なんだなと最近思うようになった。

食べるものを選ぶ。支出を選ぶ。どんな身体になるか、どんな空間に身をおくか。

もちろん、聞き齧った仏教でいうところの一切は空(くう)であるし、究極なにものもわたしのものではないんだけど…

おいしいおにぎりひとつと、お味噌汁、か、おかずひとつ。少し夕方ごろには小腹が空くが、今のわたしはちょうどいいんだな…としみじみ思うおにぎり屋さんの昼下がり。

ただ、昨日に関しては二日酔いで朝も食べられず昼をおにぎりとごぼうサラダだけにしたため、勤務中からステーキのことが頭から離れなくなるという局所的な呪いにかかってしまった。タンパク質不足なのはわかった。わかったから。

身体が何かを欲していることについて、聞き耳を常にたてるということ。
昨日のような一部の栄養素が著しくかけてしまった時の衝動をコントロールするための知恵もあわせて身につけていきたいね…

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