「ちゃんと食べる」って結局なに?
わたしは良く
「みんなもっとちゃんと食べた方がいい」
と言う。
ひとによっては
「一応食べてるつもりなんだけどね〜…カロリーも〇〇カロリーくらいだし、プロテインとか飲んでるし、野菜ジュースも…なるべくオーガニックな…云々」
と言われたりする。
たぶんね、
違うと思う。
みんなが思ってる「ちゃんと食べる」と
わたしがみんなに思ってる「ちゃんと食べる」
だからこれを書くことにした。
結論から言うと、
「何を食べるか」よりも
「どう食べるか」の方が大事です。
皆さまの現代の生活において。
旬のもの、無農薬、減農薬、オーガニック、無添加、新鮮、ナチュラル、採れたて、サステナブル、エシカル、ていねいな料理、腸活、菌活、高タンパク、バランスの良い食事…
すてきな食材は世界に溢れてますよ?
それに合わせたすてきな調理法だって、
すてきなライフスタイルの提案だって、
世の中には溢れてます。
じゃあそのすてきな食材たちを
どうやって食べてますか?
食事中スマホ、どこにありますか?
pcつけっぱなし、食事してるテーブルの脇に置きっぱなし、新聞読みながら、テレビ見ながら、車乗りながら、YouTube見ながら。
スマホの通知に食事中も振り回されてませんか?
ひとりで、
食べてませんか?
はっきり言うけど、
そんなんでどんなに「カラダにいいごはん」摂ったって、これっぽっちも意味なんてないんだからね!
みんな世の中の「カラダにいい食べもの」に振り回されすぎ。
もちろん、それはとても大事。
ひとは食べたもので出来てるから、
カラダに良いとされている食品を摂ることは大事。
旬のものを旬の時期に味わうこと、
バランスよくたくさんの食材を食べること。
とてもすてきなこと。
でもね、
わたしから言わせてもらうと、
どんなにそんなことしてたって、
それに向き合って食べてなきゃなんの意味もないの。
わたしは食べることだけは全方位外交だから、ジャンクフードも食べるし、ポテチとかコンビニスイーツとか(そう言うものがダメだとは思ってない)も食べる(普段の食事が世の中的にとても健康だと言われてる食事なのだが…これは別にそうしたい訳ではなく、単純にわたしの好きな食べ物がそう言われているだけ)
ジャンクフードがカラダによくない、と言う考えの方もいるとは思うけど、わたしは食べすぎなければ別に良いと思っているし、向き合わないで食べている「カラダにいいごはん」を食べてるひとたちよりも、わたしの向き合って本気で食べてる「ジャンクフード」の方がよっぽどカラダに良いと思います。
極論だけどね。
食事の時間は食事の時間です。
忙しいとか、なんだか知らないけど、
そんなの言い訳です。
時間はつくろうと思わないとつくれないし、
やろうと思わない限り出来るわけありません。
みんなそこんとこなぁなぁにしすぎ。
多様性とか寛容とかはそう言うことじゃない。
ひとは食べたもので出来てんの。
食べることは生きること。
ちゃんと食べなきゃ、ちゃんと生きられないひとが出来ちゃうよ。
なに食べるかなんて二の次だよ。
もっと根本を見直した方がいい。
プロテイン飲んでる場合じゃないし、
野菜ジュースは野菜ではありません。
サプリメントは万能薬ではありません。
聞いてますか?
これを読んで、どきっとしたひとたち。
これからは食事時になると、
リトル桃子が囁きますよ。
「ちゃんと食べてる…?」
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#エッセイ
わたしは友人たちにお願いしている。
わたしと食事をするときは、
携帯をしまう。
PCをしまう。
なぜ目の前にわたしがいるのに、
ここにいない誰かと話しますか?と。
ごはんと私に集中して。
じゃなきゃ、わたし帰る!
笑
(割と本気)
毎日そうしろ、とか、
毎食そうしろ、とか、
難しいのは分かってる。
でもね、これに関してはやろうとしなきゃだめ。
わたしがちゃんとしているのは
そう言うことだよ?
もっと食べものと向き合ってください。
もっと食べることと向き合ってください。
食事の時間を大切にしてください。
よろしくお願いします。