その覚悟が世界を変える〜pmconf 2023に参加してきた〜
こんにちは!ツクリンクでプロダクトマネージャーをやっている、はせがわです。
この記事はツクリンク株式会社のアドベントカレンダー 17日目の記事になります。(クリスマスまであと8日🎄)
先日、pmconf 2023(プロダクトマネージャーカンファレンス2023)に参加してきました。
今年のテーマは「その覚悟が世界を変える」
どのセッションもプロダクトマネージャーの覚悟について熱く語られていました。
特に胸にグサリッときたセッションについて書いていきます!
プロダクトマネージャーの「覚悟」を分解する
覚悟と言っても、いろんな種類の覚悟がある。
カネを利用する覚悟、ヒトを巻き込む覚悟、NOという覚悟、ユーザーを巻き込む覚悟、未完成なプロダクトを人に使ってもらう覚悟などなど。
カネを利用する覚悟
「自分のお金だったとしてもそれをやる覚悟はあるか?」とお話があり、これまでその視点で考えことがなく、ハッとさせられました。
お客さんからいただいたお金、VCさんが投資してくれたお金、全社員が汗水たらして働いてつくったお金。
そんなお金をヒト・モノ(自分自身の人件費も含む)に投資するからには、利益を最大化することに強い意思をもってやり抜く責任があると思います。
お金に対する議論をもっとして、利益を追求した意思決定と行動をしていきたいと改めて感じました。
シリコンバレーのプロダクトマネージャー達に見る、 覚悟を決めたPMは何が違うのか?
シリコンバレーの最前線でPMをやられている曽根原さんのセッションは、毎回刺激があり、新しい学びが得られます。
日本と比較して、覚悟を決めたシリコンバレーのPMの考え方や行動の違いは?
6つの違い
①視点→視野→視座
視点→視野を広げるだけでなく、視座を高くしてstep change(大きく成長する瞬間)を生み出すことまで考え続けられているか?(例:Amazonの1-click order)
実行している施策は視点・視野・視座のどれで捉えるべきか?視点・視野・視座をいったりきたりして考えるべき
②Over-communication
コミュニケーションをとる中でコミュ力よりも、隙間(齟齬)が生まれないように、理解を揃えにいく力が重要
③Over-indexingを避ける
自身の強みはあって良いが、強みに依存せず、新しいスキルを能動的に身につけていく
Not Given. Earn.(スキルやリソースは勝手に与えられるものでない。獲得せよ。)
④経営者感覚
利益が全てを癒やす
利益を生み出すために「施策のROI」だけでなく、「機会コスト」の両面から考えるべき
⑤時間の使い方
タスクを分類し、重要度が高いもの以外は「任せる、省く、最小化する、やらない」の選択をする
タイムマネジメントのフレームワーク「LNO」で見直そう
L(leverage):力を入れるべきところ
N(neutral)、O(overthead):任せる、省く、最小化する、やらない
⑥ロジカルシンキングとクリティカルシンキングの使い分け
PMとしてはロジカルシンキングよりクリティカルシンキングの方が重要
クリティカルシンキング:ロジカルシンキングで分解したものをなぜそうなのか?どうしてそうなのか?と疑問をなげかけていき、解いていく
エビデンスエコシステムがあることでクリティカルシンキングを発動するきっかけになる
↓その他のセッションもこちらから見れます!
参加してみて
社員10人くらいのときにツクリンクに入社し、6年半ほど本気で打ち込んできたつもりでしたが、
今回改めて覚悟という言葉について考えて、覚悟と覚悟に伴った考え方・行動が甘かったなと実感しました。
「あなたは覚悟をもって働けていますか?」
と、日々自分に言い聞かせて、覚悟をもった意思決定・行動を一つ一つしていきたいと思います。
きっとその先には、更なる会社・プロダクト・自身の成長と楽しさがまっているはず!
そんな覚悟をもって一緒に働く仲間をツクリンクでは募集しています!
少しでも興味をお持ちの方がいましたら、ぜひご連絡ください!
最後になりますが、pmconf運営・関係者のみなさん、ありがとうございました!
また来年も開催されたら、ぜひ参加したいと思います!
それでは、Have a great day!
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