作詩『白昼夢。』
ねむりの陰に たくさんの日々
夕暮れのそらを 目視した。
かつての陽射しが すべての光のように
気がついた世界に恐れた あの日の夜に。
水色にくすぶった 鈍い色に輝いた
血が透けて見える
エーテルの模様は
陽だまりは吸いこまれるように落ちてった
あいまいに笑って どうして生きて
いつかの夜があったねと
笑っても、振り返ってはいけない。
うしろを振り向いて
手を振った。
あした晴れたら
呼び止めて
あした晴れたら
呼びかけて
手の鳴るほうへ
夢で見た景色へ
息を吐く
夢のなかで。
まださめない
ユメのなかで。
『DayDream』
作詩:ハセガワケイスケ