おいしいお茶 1月23日
昨日、仙台にあるCAFE soyoの遠藤さんが、in-kyoにいらして下さった。
お会いするのは数年ぶり。
以前仙台のお店へ伺った際、美しく美味しいお茶のペアリングのお話を
伺い、味わってもいたが、お会いしていない間になんと!
石巻でお茶の自然栽培、茶摘み、発酵茶(六大茶)の製茶まで
行っていたというから驚いてしまった。
そもそもお茶を栽培するイメージがない東北で、昔から栽培されていた
(しかも自然栽培で)歴史ある茶畑を受け継いだとのこと。
事前にご連絡は頂いていたものの、昨日はその六大茶全てと
簡単なお茶道具を携えてはるばる三春までいらして下さったのだ。
お昼過ぎから外はシトシトと冷たい雨降り。
表を歩く人はほぼいなく…。お店としては困ったもんだという状況だったが
お茶会の時間としては絶好の静けさ。
そこへ約束でもしていたかのようなタイミングで
NARA-ROMAの安達さんがいらしたので、遠藤さんのお茶を
一緒にいただくことに相成った。
いわゆる茶藝としてのお茶会のようなものではなく、
ひたすら「おいしい」とかお茶の「まるみのある甘さ」といったものを
味わっていく。
製茶の違い別に6種類のお茶を遠藤さんの解説を伺いながら味わうという
時間は、この上なく贅沢なものだった。
お茶を飲んでいるうちに身体が温まり、めぐりが良くなってくるのが
わかるほど。それぞれのお茶の効能というものだろうか。
お茶にはついつい甘いお菓子などを合わせたくなりそうなものだが、
お茶の繊細な甘さを楽しんでいるだけで十分だったし、
6種もいただいたのに、不思議とお腹がちゃぽちゃぽしなかった。
(それにも色々理由があることも伺って、興味が深まるばかり)
「おいしい」って嗅覚にも似て、人によっても感じ方が違ってくるから
難しいものではあるのだけれど、「おいしい」ことで自由になれるというのかなぁ。茶藝も茶道の心得もないのだけれど、素直に楽しめたのは
遠藤さんのおいしいお茶とお話のお陰だなとしみじみ。
そこへスッとご一緒して下さった安達さんにも感謝だ。
in-kyoも「おいしい」と同じような自由な空間でありたい。
あぁ。お茶の深みにはまりそう。キケンだー。
1月23日(イチ・二・サン!)晴れ
最低気温 -3℃ 最高気温6℃
雨は夜更け過ぎに雪にはならずに今日は晴れ。
気を張っていた原稿仕事の手がほぼ離れ、ホッとできた休日。
サツマイモとりんごを煮ながら図書館で借りてきた本を読む。
夜は今年初のヨガ教室へ。