国を守る自覚に欠けた「総裁選候補者たち」

中国の軍用機による領空侵犯事件は、いったい何が目的だったのでしょうか。私は「ポスト岸田候補たちの出方を探るためだった」とみています。その目的は、ほぼ達成された。居並ぶ候補者たちは、通り一遍の非難をしただけで、事実上、容認してしまったも同然でした。とくに情けなかったのは、有力候補の1人に数えられる小泉進次郎元環境相です。彼は、どんな反応を示したのでしょうか。

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