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「好きだからここにいる」って言える人たちが働くスナックは現代の益者三楽と自由の融合地だった

未来に必要な"場"を目指して進めている「スナック2.0プロジェクト」。僕たちは鎌田に続いて中野エリアに足を運びました。この時間は、みんなで稼いだ会社のお金で「調査」と「スタッフと遊ぶ」という、どちらも高いモチベーションを持って進行中です。

スナックの入り口はなぜ中が見えないんだろう?

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入れば楽しいスナックという場所は、どこも外からは中が見えない。これは僕たちみたいな一見さんやスナックビギナーにとっては強固な壁で、扉を開けるのにはいつも勇気がいります。今回のお店も同じで、入り口にはウェルカムな文字表記があるけれどどうしても入りにくい。
でも、扉を開けて中に入るとその理由の一端を実感できることがある。前回、そして今回の楽しい場を通して感じたのはおそらくこうだろう。

・店内のお客様が周りを気にせず心底楽しめるように
・お店の人も、心からのサービスをしやすい環境をつくるために
・悪いことをしていないけど、他には教えたくない絶妙な秘密感
・お店側が”一定の”お客さんを断りやすいように(安全管理)

きっとスナック初心者にはまだまだ見えないことが多いけど、僕たちが感じたのはこんな具合です。つまりこのスナックの世界は、まずは知り、そして扉を開かないとはじまらない場所なのだと思う。

「楽しいからやっている」から発揮したくなる個人とお店のプロフェッショナリズム

しごとをする以上は真剣に、そして時に未来を見て戦略的に、かつパッションを大切に進めていかなくてはならない。それだけに苦悩や苦労だってたくさんある。これはどんなしごとだってきっと同じだ。

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ここのスナックのマスターはどんな人なのか?とママ達に聞くと、「歌が好きすぎていつも歌ってるのよ」「この店の主で、自分が楽しむためにやっている」と口々に話してくれる。逆にママ達(このお店ではママとは呼ばないらしい)にこのお仕事が楽しいか?と聞くと、「楽しいからここにいるんでしょ」と口を揃えて言う。
「好き」これは絶対に忘れちゃ行けない感覚だ。「好き」をスナックで表現するときっとこういうところに現れるんだろうな。

・丁寧に手作りされた三種のお通し
・お店側が楽しそうだからこっちも開いて楽しくなってしまう
・お店側のサービスが自然で心地いい
・来店客がみんな笑顔だったり真に真剣な顔つきで時間を過ごしている
・この場が安心な場であることをお店もお客も体感している

といった場。実際あと1時間延長してこの場にいたくなったりもしてしまう。つまらない事や精神的疲労だけが多いしごとを長期間していると、なかなか「好き」とは言えないし、発揮できるはずのプロフェッショナリズムは心の奥に身を潜めてしまう・・・。
僕たち自信が好きで、楽しいことが一番大切なのだ。

今回の素敵ポイント

スナックは楽しい!静かで落ち着いた鎌田とワイワイ明るい中野のコントラストはどちらもあるべきスナックの姿。今回のスナックの素敵ポイントはこんな感じでした。

好き
しごとは生活のためだし、組織は利益を上げるための場所でもある。そのためには顧客に対して何かしらのサービスを最善で提供しなくてはならない。時にはしんどいし、時には悩ましいことが多々ある「しごと」。でも、いろいろな気持ちが整列している一番先頭に「好き」があると、個やチーム、企業のプロフェッショナルが発揮できる。

「楽しそう」は楽しくないとそう見えない
自分達が楽しいことは、全ての道を開き、そして全てのモチベーションに繋がる。つまり、楽しければできることがあるということ。プロフェッショナリズムと楽しいのバランスをうまくとれば、きっと良い仕事ができる。

今回もスタッフが面白いレポートをあげてくれています。僕のが考察だとすると、スタッフレポートは楽しかったこと。ライブ感があって面白いですよ。よろしければぜひ!


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