ウィーンに引き寄せられて。
一昨年から、急にドイツ語圏への興味が深まり、オーストリア、ドイツの各都市に旅行を重ねてきました。一、二週間の旅行ではなく、滞在することは出来ないだろうか。そんなことを考え始めたのが、2019年の春でした。
まず、ドイツ語圏に詳しい友人たちに、漠然とした考えを打ち明けることから始まりました。「のんびりとした2−3ヶ月の滞在が実現できればいいなあ」。
思いつきと夢想から始まった計画が、なんと英語で講座を持つことになりました。なぜ、こんなことになったのか。なってしまったのか。偶然と必然?
ウィーンには、大勢の日本人が観光に訪れます。国立歌劇場の字幕には、日本語があるほどです。これほど近しい、オーストリアと日本ですから、私のレポートもどなたかの参考になるかもしれない。そんな思いから、書き始めることにしました。
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このマガジンでは、ウィーンに滞在する楽しみをレポートします。シャンパンバーやマドンナも贔屓だった帽子店のことなど、時系列にこだわらずに、思いつくまま更新する予定です。チャオ。と、書きましたが、ついに今年の渡航は断念しました。アディオス。
悪戦苦闘。ウィーンに(短期でも)住んでみたいと思いませんか。
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偶然と必然が交錯して、2020年の4月から6月まで、ウィーン大学の演劇研究所で、講座を持つことになりました。コースのテーマは、60年代から…
年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。