紀伊國屋演劇賞贈賞式あれこれ。
今夜は、紀伊國屋演劇賞の贈賞式。58回を数える。よろこびの席に連なるのはうれしい。
二十代のころから親交のある篠井英介さんと、控え室でも、今月の『京鹿子娘道成寺』など、歌舞伎の話も出来た。女方は、舞台で活き活きとしている時間が長い。歌右衛門や先代雀右衛門の例をとったけれども、謙虚な人柄ななので、「そんな名優とは」とおっしゃったけれども、私は、これからの活躍も期待しています。本当にうれしい受賞でした。
三浦透子さんとは、はじめてお目にかかった。よく笑って、楽しい人柄の女優さんでした。ユマニテの畠中さんのところにいると聞いて、安心した。これからも、きっと舞台女優としても、大きな役を手がけていかれるのだと思う。
贈賞式の後に、懇親会があったのも4年振り。
おめでたい席は、こうではなくてはと思う。
金守珍さんの乾杯の音頭も素晴らしかった。今が還ってきた。
年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。