今週の#FBF:「ポケット・ミュージック_山下達郎」1986
#FBF=Flashback Friday
:過去の出来事などの思い出を金曜日にアップロードするハッシュタグ。
今週は・・・・
「ポケット・ミュージック_山下達郎」というCDアルバムについての思い出です。
山下達郎氏、初のCDオリジナルアルバムがこの「ポケット・ミュージック」でした。そして、何を隠そう、私の1stCDだったのが、このアルバムでした。
当時、中学生だった私は、レコード、ダブルカセット、CD、FM/AMチューナーのついたコンポを買ってもらっていて、兄のレコードや、FMのエアチェックをバシバシ聴いていたのですが、CDは未体験のうぶな男でした。
CDはノイズがない、めちゃくちゃクリアな音だぜ・・・ということだけを頼りに、近所のレコード屋さんに出向いていったのをおぼている。
もしかして、レコードの「プチ、プチ」とか、カセットの「サー」って音がないのか???これは、大革命やーーーーーーーそんな、思いを秘めつつ、かわいいジャケットの、このアルバムを手に、家路を急ぐhase3001青年であった。
その後、レコードのプチプチが好物となり、ノイズ系エレクトロニカや、LO-FIミュージックのマイブームがくることは知る由もない。
そして、感動の1曲目「土曜日の恋人」。伝説のお笑い番組「俺たちひょうきん族」のエンディングテーマ曲であったため、いやがおうにも、テンションがあがってしまう始まり。
続いて、アルバムタイトル「ポケット・ミュージック」一人多重録音が心地よい。そして、アン・ルイスに提供された「シャンプー」。HONDAインテグラ(車)のCMソングにもなった「風の回廊」など、どれもいい曲ばかり。
山下氏自身としては、初のデジタルレコーディングだっとこともあって、出来としては不満が多かったそうで、91年にはリミックスアルバムとして、ボーナストラックを追加し再発されている。
比較することはしていないが、自分としては、当時の初々しい思い出と一緒に今での聴き続けている一枚である。
是非、一度聴いてみてほしい、あの頃を思い出して・・・