野遊びは最高にクリエイティブな遊び
フリーランスライターはさもんです。以前は山岳雑誌で編集者をしておりました。
もともと山が大好きで、子どもが生まれる以前は毎週のようにフィールドに繰り出していました。縦走登山にクライミング、沢登り、雪山、長期海外トレイルなどとにかくシーズン問わず山を駆け回る生活。
子どもが生まれてからも、どうにかして外遊びがしたく、0歳児の頃から子どもたちをキャンプ、山登り、ボルダリング、スキーに連れて行く次第。もちろん子どもの安全を第一に考えて、行く場所、遊ぶ内容はだいぶソフトになりましたが…。
上の子ももう5歳になり、火の扱いもすっかりお手のもの。下の子はまだ目が離せませんが、1歳児なりに外での遊びを楽しんでいる様子です。
最初のうちは本当に大変でした(いや、今も大変です)。ただでさえキャンプは荷物が多いのにさらに着替え、おむつ、ミルクなど詰め込みすぎて車の後部座席は常にパンク状態。実際にフィールドに行っても、子どもから目が離せないため、落ち着く暇もありませんでした。
ただ回数を重ねていくうちに、いろいろ工夫し便利な道具を揃えることで最近は多少楽になったような気がします。子どもが大きくなったというのもありますが、少しずつ私自身が自然を楽しむ余裕も生まれてきました。
そして昔と違うのは純粋に自分だけが楽しむだけでなく、「子どもに全身を使って自然を楽しんでほしい」という想いも出てきたということです。
晴れた日の気持ちよさ、雨天時にカッパを着て雨に打たれる心地よさ、寒い日の焚き火の暖かさ、暗闇のなかライトだけを頼りに歩く心細さ……。野遊びはたくさんの感情、五感をフルに使う場です。
ただ晴れの日に存分に野原を駆けまわるだけでもいいんです。自然のなかで過ごした子ども達は、帰ってくると確実に成長している気がします。
まさに野遊びは最高にクリエイティブな遊び。
手のかかる乳幼児がいても野遊びをしたいと思うパパママに向けて、我が家のフィールドでの遊び方、どんな場所なら行けるのか、子ども✕アウトドアな情報を発信して行きたいと考えています。
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