【シャニマス】Pカップを初めて走った話
4月の12日から21日にかけて3rdAnniversaryプロデューサーズカップ(以下Pカップ)が開催されていましたね。皆様におかれましても、この期間はPカップを走るか、ターフ上を走るのかの二者択一を迫られていたことと思います。
僕も例に漏れずターフの上でPカップを走った結果、なんとか杜野凛世さんの金称号を獲得できました。初めてのPカップということもあって、走るうちに様々な”気付き”と出会えたので、忘れない内に書き記しておこうと思います。
今回の最終結果です。余談ですが2.8億人という数字は2000年頃のアメリカ合衆国の総人口と同程度らしいです。グローバルアイドル杜野凛世をよろしくおねがいします。
はじめに
Pカップを振り返るにあたって、軽く自分のプレイ状況について触れておこうと思います。サービス開始~1周年ぐらいまでカジュアルにプレイをしていましたが、徐々にフェードアウトしていき無料ガシャぐらいは回すか…という状態が2年近く続いていました。その後、今年の2月の上旬頃からプレイを再開しています。
そのため、大限定時代になった現代シャニマスにおいて完全に生き遅れた存在であったことは否めません。
これがボクの持つ限定サポートの皆さんです。Pカップ後に出会えた方々は白塗りにしました。どうでも良いけど期間限定ガシャって絞り込み項目、恐ろしいですよね。
編成
今回使用した編成です。簡単に各アイドルについて触れていきます。
【駅線上の日常】櫻木真乃
僕の手持ちに舞い降りた一筋の光明。確保していた昔の自分を褒めてあげたい。風のうわさで歌姫はViが走りやすいと聞いたので真っ先に採用。ここから構築を考えだしました。カードゲームでパックから出たレアカードを切り札にしていた小学生時代を思い出しますね。
性能については今更言及することもないですが、マスタリーで体力とSPを稼げる、スキルパネルが強い、自分で殴ってもまぁまぁ強いと、今回のPカップは完全に駅真乃依存症の様相を呈していました。
【アップ・トゥ・ユー】八宮めぐる
駅真乃を採用する関係上DaViの二極を考えていたので、自然に採用できた枠。比較的最近実装されたということもあり、所持ライブスキルが強いのがありがたかったです。
余談ですがめぐるの採用枠を検討していたときに気の迷いで花めぐるの性能を調べたら、オデマスMeの欲しさに狂いそうになりました。
【闇鍋上等】田中摩美々
体力を回復しながらSPを稼げるのはやはり強かったです。「無人島にサポートアイドルを1枚だけ連れていっていい」と言われたら闇鍋摩美々を選ぶという定説に信憑性が増しましたね。
惜しむらくは初期のカード故のライブスキルの弱さでしょうか。追加効果なし単色2.5倍は殆ど撃つ機会がありませんでした。
【ハッピーの答えはどこに?】大崎甘奈
オデマスVi要員。やはり歌姫にてオデマスは強い。
しかし悲しいことに彼女が実装されたイベント開催時、私のモチベーションの灯は消えかかっていたため、3凸での起用となってしましました。泣けるシャニマスシリーズ。
【魔法の階段を上って……】風野灯織
オデマスSP要員。やはり歌姫にてオデマスは強い。
火力が貧弱なのでゲスト枠での起用でしたが、オデマスと駅真乃のユニマスでSPの確保に大きく貢献してくれました。
【杜野凛世の印象派】杜野凛世
凸状況を含めた所持状況がこういう状態だったのですが、①DaVi二極に沿っている、②火力に不安があったので高火力(4倍↑)のライブスキルを所持している、の条件で考えた結果印象派を選択しました。
歌姫においては思い出加速の必要がないので金バフがステータス上昇だと尚良かったなという点以外は概ね満足でした。
EXスキルはこんな感じに。サポートは火力を補うためにステータスアップを中心に、Pアイドルにはメンタル不足によるメンブレや、パフェが取れないことによる火力低下を防ぐため金のメンタルUPを2枚もたせました。花めぐる、お前と戦いたかった……。
立ち回り
・シーズン1
基本的にラジオでファン数+Meを確保しつつ、①真乃+イルミネがダンスorビジュアルレッスンに居る、②摩美々がビジュアルレッスンにいて、且つファン数に余裕がある、の2パターンのみラジオ以外を選択していました。2回目ぐらいまででラジオのレベルが上がってくれると、ファン数に余裕が生まれてかなりやりやすくなりました。
約束はできる限り守っていました。最低でも思い出レベルは2以上を確保したかったからです。
選択肢のあるイベントは基本的にダンスが上昇するものを選択。ビジュアルはオーディションマスタリーで賄えますからね。
・シーズン2
ダンスレッスンかビジュアルレッスンかラジオの一番良さそうなところ(曖昧)に行っていました。どれもパッとしない時に1万オデを受ける感じで。
ステータスは、シーズン2終了時にDa、Vi、Meの3種が300程度になるようなイメージでした。SPも合計で250~300ぐらい稼げていると安定していました。
スキルパネル開放順はこんな感じでした。駅真乃が170SPで3つライブスキルを取れるのがかなり沁みますね。必須部分は【杜野凛世の印象派+】の部分までで、そこからはバフを適宜取っていっていました。【アップ・トゥ・ユー】は悲しいですがあまり強くないので余程SPが余らない限りは取りませんでした。泣けるシャニマスシリーズ。
・シーズン3
オーディション漬けの日々、基本的に全部無心で1位を殴ってれば良かったです。
・シーズン4
THE LEGEND→七彩×3→歌姫×4。ステータスに不安がある時のVo→Da→Vi流行の七彩はたまに負ける印象があったのでLEGENDに切り替えるときもありました。
歌姫は当然ですが1位か2位にDaかViがあるはずなのでそこを殴っていきます。両方殴れる時は夏葉に勝てそうな初手なら1位を、そうでない時は2位を殴っていました。ちゃんと各対戦相手の情報を頭にいれてプレイすればより安定するのかもと思いましたが、結局質より周回量が大事だろうということである程度の負けは受け入れるスタンスでした。ステータスは歌姫挑戦時点でDa、Viともに500を超えていれば少しは安心できるラインかなという印象でした。
正確なデータは取っていませんが、平均ファン数は200万人前後だったかと思います。
・W.I.N.G.本戦
なんか3回くらい負けた気がします。内1回は疲れからか準決勝でずっと流行3位にアピールしてて負けました。休憩は大事ですね。
今回のPカップはEXスキル掘りの側面もあったので、思い出が4を超えた回は振り返りをしていました。これも正確な数は記録していませんが、親愛度急上昇は5回か6回程だったと思います。
振り返り
せっかくなので時系列で軽く振り返ってみます。
・初日
この時点ではあまり明確な目標は定まっておらず、とりあえず軽く走ってみていけそうなら100位以内の金称号が狙えたらいいな、ぐらいの感覚でした。
初日終了時点ではこんな感じでした。もしかして意外といけるのか?という印象。
・2日目
いよいよ本格的に100位以内を目指しだしたこともあって、この辺りで編成を試行錯誤していました。次回があれば事前に済ませて置こうと思います。
2日目終了時点。この辺りから俺が走ってる時は他の全員が止まってくれねぇかな…という思いが出てきはじめます。
・3日目
連日の歌姫周回で若干心に陰りが見え始めていました。ですが、周回の改善点を見つけたり、EXスキルのドロップ等もあり全くの虚無というわけでもありませんでした。
この辺りで凛世Pはどんな編成で走ってるんだろうと思い、調べてみようかと思いました。ただ、自分の所持状況では実現できない最適解を全身に浴びれば二度と立ち直れないことは明白だったため思いとどまりました。
そういう理由もあり未だにグローバルスタンダードな編成を理解していないため、親切な凛世Pさんからの情報提供は随時募集しています。
3日目終了時点。走っても走っても50位前後から動かないゲームにじわじわと精神を侵蝕されていましたが、逆にこのまま頑張れば50位前後に入れるのでは?と考えることで耐えていました。
・4日目
まだ折り返してすらいないという気付きと共に迎えた4日目。この辺りから、3年間シャニマスを続けている”高み”にいる友人と通話しながら苦痛を共にすることで耐えるという動きを取り入れました。彼も金称号を狙っていたので目的は似通っていました。ただ、彼は4凸限定サポを3枚使用していたので、その点に関しては公平性に欠ける部分もあるなという印象を受けると共に、これが2年の重みかと痛感しました、今ならウソップが一時離脱した時のルフィの気持ちが理解できそうです。泣けるシャニマスシリーズ。
4日目終了時点です。こうして振り返ると1日三千万人前後のペースを維持できていますね。
・5日目
正直この辺りから編成や動きも固まっていたので、ただ黙々と周回していたなというぐらいの記憶しかないです。そこで、世間のプロデューサーの皆様はどの様にして虚無を戦っているのかと疑問に思い、時間を取って以前に開催されたPカップの手記に目を通していきました。
やはり多かったのは走りながら見るアニメやドラマをストックしておく、という手法でしたね。この辺りは次回の改善点だと思っています。ただ、それでもやはりこの約8日間に渡る虚無はPカップを走る上で最大の脅威であることは間違いないようです。リフレの時間を伸ばして開催期間を縮小しろ高山ァ!
5日目終了時点。ペースは保っていますが翌日から週末ということで、明日からのボーダーはどうなっちゃうの~~~~!?という思いでした。
・6日目
ボーダーや虚無感に続く第三の刺客がPカップより放たれました、拘束時間の長さによる身体的疲れです。一応ゲーミングチェアを所持してはいるのですが、如何にゲーミングチェアとは言えどかなり連続した時間の座りっぱなしは身体への負担が大きいです。スマホでプレイしようにも、所持している機種がシャニマスより年上であるiphone8だったため、PC以外での快適なプレイは断念せざるを得ませんでした。
そこで、所持している液タブを枕元に設置して横になりながらのプレイ環境を構築しました。これにより肩や腰にかかる負担を大幅に軽減することに成功しましたが、一方で眠気に大幅なバフがかかるという欠点も抱えていました。
6日目終了時点。土曜日という事もあって多めに走れたためちょっと順位は上がりました。因みに昼ごはんを食べたあと上記環境で横になりながらプレイしていたところ、2時間ほど時間が飛びました。
・7日目
午前中しか無い最終日を除くと残り2日ということで、いよいよ終わりが見えてきました。とは言ってもやることは変わらず寝たり起きたりしながら歌姫周回をしているだけでしたが…。
少しずつ金称号ボーダーとの差を広げることができてきていたので、一度はやってみたかったシリーズであるPネーム遊びをしたりなんかしていました。
こんな名前で終盤は走っていました、プロフクリックして見える部分まで確認してくれる人ってどれぐらいいるんでしょうね。
7日目終了時点。日曜日が終わる前に楽になりたい一心でいっぱい走りました。もうやめましょうよ!って名前で一生走ってるんじゃねーよって思った方がもし居ましたら、この場を借りてお詫び致します。
・8日目
事実上の最終日ですが、週末に稼いだマージンがあったので気持ちは楽でした。念の為予定を空けていたので結局は走っていたんですが…。
8日目終了時点。流石に勝ちを確信して風呂に入ろうとも何も起こらなさそうな順位ですね。
・9日目
午前中のみの最終日、ボーダーライン上で反復横跳びをしていた方たちは夜通し戦い続けていたのかと思うと震えが止まりません。
僕は起きてからスタミナ消化分だけ走ってゴールしました。
イベント終了時点。終わってみれば思ったより走ったな…という気持ちでした。
よく、「辛かったことも終わってみるとあっという間だった」だとか、「終わってしまうと寂しさがある」という文句を目にしますが、Pカップに関してはそういった感情は一切わきませんでしたね。EXスキルのドロップ率アップだけは切実に終わってほしくありませんでしたが…。
余談ですが、この約2.9億というファン数を稼いでも樋口円香さんの金称号ボーダーには届かなかったらしいです。彼女に人生を狂わされた人間が多すぎる。
気付き
・メンタルがマジで大事
Pカップ初期は”歌姫で殴り勝てるステータスを確保しなきゃ…”という思いからメンタルが蔑ろにされがちだったのですが、シーズン3でハチャメチャに集中攻撃を食らってリタイアしたり、すぐパフェラインが細くなってしまいかえって火力が低下する等の事態に悩まされていました。
これらの点を鑑み、シーズン2終了時点で300以上(オデマスMeは無いものとする)確保できるとかなりストレスフリーになった気がします。
欲を言うと1ターン目に3被弾しても細くならない数値(歌姫だと確か421)確保できていると理想なのかなと思います。
・思い出も大事
思い出レベルが高いとLAの取りやすさがかなり高くなり、安定性が非常に増しました。約束が発生せず親愛度1のまま過ごした時と、急上昇でMAXになった時を比べると、円周率の問題を解くときに、πを覚える前後程の違いがありました。この喩えを思いついた後に今の円周率は3だという話を思い出しましたが、3.14......だと思って読んでください。
・歌姫をいっぱい周回すると副産物もある
やっぱりトレチケとEXスキルが嬉しかったですね。ボックスイベが併設されていたこともあってPカップ終了時には結構な量になりました。
トレチケはほぼ素寒貧の状態からこれぐらいまで増えました。
EXスキルは量が多すぎて全ては載せられないのですが、虹も合計5枚ぐらい落ちました。内2枚は上記画像にあるように杜野凛世、サポートメンタル+50でした。泣けるシャニマスシリーズ。
・ライブスキルの倍率は大事
多少のステータスよりライブスキルの倍率の高さのほうが余程重視すべきでした。言い換えると、3色の4倍スキルが取れて、且つ自身がエクセレント3.5倍で殴れる【反撃の狼煙をあげよ!】小宮果穂は是が非でも採用すべきでしたね。当時は走り続けることに精一杯で編成を試行錯誤する余裕が足りていませんでした、今回のPカップ随一の反省点です。
・普段飛ばしてしまうコミュにも気付きがある
やはり周回では何度も見ることになるコミュは飛ばしてしまうと思います。しかし、Pカップを走ろうと思える程愛着のわいたアイドルのコミュならば、たくさんの気付きを得られるかもしれません。
以下に自分がPカップ中に得た気付きの例を記しておきます。
これは【杜野凛世の印象派】のアイドルイベント【drawing3(かつぷめん)】中の選択肢です。僕はDaが上がる右の選択肢を毎回選んで居たのですが、その際選択肢を決定した後、約0.5秒程待ってからスキップをすることによって
この様に少し近づいた状態でコミュを終えることができます。0.5秒待つだけでQoLが上昇するなら安いものですよね。
こちらはW.I.N.G.編のプロデュースイベントである【見えない心】の選択肢です。パフォーマンスではなく、彼女のアイドルとしての思いを問う場面であり、様々な可能性が読み取れる1コマですが
このイベントは設定したライブ衣装が反映されるため、【ロー・ポジション】の衣装に設定しておくことで、きっと野球がしたいんだと読み取りやすくなり、このシーンにおける解像度が非常に高くなります。
皆さんもこの様な小さな気付き、探してみてはいかがでしょうか。
最後に
かなりの拘束時間を誇るPカップでしたが、金称号目標であれば、毎日6~8時間睡眠をし、3食きちんと固形物を食べながらでも目指せるということがわかりました。次回も生活を捨てない範囲で目指せるのであれば金称号を目指すかもしれません。
思ったより長くなりましたがこの辺りで終わりにしようと思います。
何かありましたらTwitter(@ohasamiso)までお願いします。
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