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アオのハコ

「アオのハコ」

最近好きなマンガです。

主人公:たいきくん(高1、バド部)はインターハイ出場を目指し毎朝自主練をしていますが、早朝、体育館でやはり自主練をしている憧れのちなつ先輩(高2、バスケ部)に恋をして、そこに環境の変化や、やがて主人公のことが好きと気づく異性の親友・ひなちゃん(高1、新体操部、同じ体育館で練習)の思いも入り混じり・・というような作品です。

13巻まで読んだ感想まとめ3つ

① 「よく生きる」高校生たちの真摯さがまぶしい

青春:(夢・野心に満ち、疲れを知らぬ)若い時代。(新明解国語辞典 第8版)

部活×恋愛に真摯に向き合う姿がていねいに描かれ、
みんな尊い・・尊すぎる・・と思う一方でときに「いやぁ高校生だなー」と思う部分の描写もあり
(こうであってほしかった)青春時代を追体験させてもらえる感覚です。

② ヒロインの心情描写の「勾配」が秀逸

たいきくんやひなちゃんは主観で描かれる一方で
ちなつ先輩に関しては主観そのものはあまり明示はされていない印象で、
それが作品への没入感を高めている気がします。よりたいきくんの立場に立てるというか。

一方で、皮膚温の変化やサボテンの育ち具合などで間接的にたいきくんとの心の距離が表現される描写もあり
よく考えるなぁ・・すてきだなぁ・・と思います。

③ 絵がかわいい

シンプルながらこれは外せません。ちなつ先輩最強です

アニメ化も決定したようで、楽しみです。

蛇足ですが12巻の湖でお互いを探すシーン、「君の名は」で瀧くんと三葉がお互いを探すシーンが思い出されました、
若干 瀧くんとたいきくん似ている・・?いや似てないか

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