Hajime Harvey Koyanagi

ホワイトカラー業務自動化・効率化プロフェッショナル RPAエバンジェリスト USCPA・USCMA 福岡と虎ノ門を往来する人生

Hajime Harvey Koyanagi

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最近の記事

日本企業衰退の理由の一つ、この15年間の「名ばかり内部統制ごっこ」

2007年にJSOXをアメリカ様のSOX法からありがた〜くコピペさせていただいて以来、形式だけの大量ブルシット書類作業が、多くの「雇用」と自称「仕事」をつくりだし、ただでさえ少ない企業のリソースを掣肘(せいちゅう)してきた。 さらに致命傷。「稼げるかもしれないけど統制(とコストカット)できない人」は、けっして《えらく》なれないことになった。 さて.....本家英米の「内部統制」は、ズバリ《性悪説》に立っている。 従業員も役員もヒトは誰でもみな「①動機②対象③チャンス④正

    • 2022年こそ、自分で手足を動かして働く!

      次の次の土曜日は2022年の元旦だ、と言っている人がいました。 たぶん何かの冗談だと思います。 さて.....年末に大規模な掃除をするハメになると、いつも思っていました。 来年こそは、年末に溜めず、ときどき気合い入れてそうじをやっとこうと。 そこで今年2021年!ついに! わたくし小柳はじめは、年末を迎えるまでに2回、家を大そうじしました。そんなの生まれて初めてです。 さらに!まいにち「1分間」家のどこかを掃除することも続けてみました。 日々、違うところを拭くと

      • 十七条憲法「やわらぎをもって尊しとなす」

        十七条憲法。西暦604年5月6日に、聖徳太子がみずからはじめて作りました。 (夏四月丙寅朔戊辰、皇太子親肇作憲法十七條) そういや、、、青年会社員時代に、古参の方から叱られたことがありまして 「わをもってとうとしとなす、だよ、そんくらい知ってんだろ?聖徳太子だよ‼️職場で議論しちゃいけませんって、大昔から決まってんだよ!ここは日本のカイシャなんだよ、ガイジンさんのマネすんじゃねえよ、議論とか反論とかすんじゃねえよ、どんだけ意識高くてご立派なつもりかよ、え⁉ ↓ ===

        • うちわ配布の先見の明

          「うちわ県」には呆然としてしまう。 B29対策で竹やり配布、それで互いに刺し合え(飛沫を扇いで拡散させろ)。 しかし考えてみると、このサイエンスレス・ガバナンスは、意外にも先見の明かもしれない。 というのも、 わりと近いうちに... ↓ 「天然ガスや石炭などで火を盛大に焚き、CO2出しまくって作った電気」を用いた、わがムラの工業製品が ↓ 輸出しようにも買ってもらえなくなり (・高額な炭素税による価格アップ ・「環境無視&科学レスの野蛮後進国」というブラ

          いま、あえて日本型企業に就社した《優秀な》方々へ

          新入従業員のみなさん!研修1週間お疲れさまです。 いろんな先輩従業員や社外講師の話を聞いていただきましたが、ご感想いかがですか?深イイ話ばかりですよね。 さて、、、今日わたしがお願い、というか強くおすすめするのは、 あれ全部キレイゴトだから、ぜったい真に受けるな。ということです。 登壇した方々が異口同音に言ってたのは、あくまで《正論》、たてまえ、フィクションですからね。 「長期の計画を持て」 「中長期的な視点を持て」 「つねに現在の目標の妥当性を見直し続けろ」 い

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          知りたいのは「全ベッド数」ではない

          「県内の病院ぜんぶひっくるめて何床あるか」を、某知事が把握していないことに、辛坊さんがキレていた。 https://news.yahoo.co.jp/articles/1f1ee6486b1f43b522dd5c1117c10cee8c57ba59 けど、キレるポイントはそこかなあ。「県内ベッドまるごとHow many?」を知ってもしょうがないよ。 知りたいのは「受け入れ能力があるのに受入協力をしない」病院が、計何床持っているのか。 その《リアル・キャパシティ》を、み

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          自分の遺伝子のゆくえは自分が《自由に》決める...べきか?

          さすが新庄剛志さんです。 《夫婦の姓という人工的制度》の議論などより、はるか高〜いところを、軽やかに飛び越えてみせました。 新庄さん「おれは結婚しないけど遺伝子をあげたい、おれの身体能力は社会に貢献」 日本でもちょっと前から、米欧などに「優秀な遺伝子」を買いに行く方、いらっしゃいますね。 ===== 数十年前までは、遺伝子の持ち主自身であっても、自分の遺伝子のゆくえを《自由に》決めることは一般的ではありませんでした。「家」「ムラ」「世間」がまあいいんじゃないのと認め

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          「ポテンヒットの球拾い役」は自社使用人では無理でしょ

          木曜日は富士山がキレイに拝めました🙏 さて、平井大臣の声かけもむなしく、 「PPAP」 を惰性で堅持し、取引先に強要し続ける企業さん・団体さんが、いまだに絶えません。 たしかに数ヶ月前までは、PPAPは団体のセキュリティ資格維持のための必要悪だと盲信され、諦められていたわ。 しかしいまや、セキュリティ団体自身がハシゴを外す事態に🤣 「これまでPPAP推奨したことはない」旨をプライバシーマークのJIPDECが明言 だよね。 みんな、前からわかってる。 PPAP

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          経営者はDXやるぞと口にしてはいけない

          前世紀の「OA」機器はオートメーションでも何でもなかった。 手「書き」を手「打ち」に変えただけでした。 だからこそ、「勤勉&清貧&美意識」の 手書きジャパンワーカーズ たちにすんなり受け入れられたのです。 例えば、壁際にド〜ンと鎮座する超高性能複合機も、使われ方はいわば「超高級テプラ」にすぎない。そう言う風にdepreciateされた(=真価を認められなかった)のが、かえって普及にはよかったのだと思います。 ところが、DXときたら! これら「OA」機器の役割を本質的に変え

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