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新しい年を迎えて想うこと!

私の地域は年末年始、冬とは思えないぐらい暖かい天候だった。
あまりにも大変なことが起こる今の世の中とは反比例するようなお天気。
それでも晴れている空の下にいられることは幸せ✨️晴れているときの青い空を覚えていれば。時には雨が降っても雪が降っても。またいつか見たあの青い空が出ると想えるから。


私は普段は日常の生活を楽しみ、いろいろなことがすぐ近くの周りであったとしても、それほどストレスも溜め込まない性格で、のほほんと生きてきた気がする。
それでも。それだからか?TVや映画の世界や新聞のちょっとしたコラムにも心を動かされることがある。

昨年観ることができた『宙わたる教室』
『海に眠るダイヤモンド』『ライオンの隠れ家』朝ドラ『虎に翼』などなど。見れてよかった!と思う作品にたくさん出会えた。

『宙わたる教室』では人生をあきらめかけそうになりながらも、人生というものは捨てたもんじゃないな〜。と誰もが思えるような作品だった。

『海に眠るダイヤモンド』は地域的に、まったく知らない炭坑の仕事の厳しさも知ることができたし、人としてその時どうすることがいいのか?人をほんとに愛する(ひろ〜い意味で)ということはどうすることなのか?など考えるきっかけになった。

『ライオンの隠れ家』ではヤングケアラーの実際を見せてもらえた気がする。
日々を継続するためには自分一人の力だけでなく。やはり周りの支えは必須ということ。そんな個人的な支えだったり、公的な支えがもっとより良く循環するにはどうしたらいいのか?

朝ドラ『虎に翼』は実際のストーリーにとてもいいアレンジをしていつもは知らない法律の世界の厳しさを少しだけ知ることができた。
その時代に起きた悲しい事実も処々入れてあり、悲しみの中にある楽しさを。楽しさの中にもある悲しみのような人の複雑な想いを感じさせてもらった。

事実であっても。創作であっても。心にとまると、そこからいろいろ考えさせてもらえることがある。
そして年末にみることができたいつもほぼ見ているNHK『ファミリーヒストリー』大泉洋さんの家族のストーリー。
先祖からの話もとても興味深く見ていて後半で洋さんのご両親の事を話しだした。
お父様は、赴任先は盲学校の理科の教師だったとのこと。初めは盲学校では理科の授業はできないからと転勤を申し出たとのこと。それでもその後、東京教育大学の教育学部特設教員の学校で一年専門に勉強された。その後は目の見えない生徒にも理科の勉強がわかるように身体表現を取りいれたとのこと。(先生自ら地球役をして太陽役の生徒の周りを声を出して自転しながら公転していき地球と太陽と月の関係をよくわかるような授業をしたり)。目が見えないということは人によってとても違いがあり、接する先生がそれを知っているか知らないかによって生徒の未来が変わってくるというようなことも話していた。いつもとても楽しい授業だったとのことで、いい先生だったんだな〜と思った。
若かりし頃役者になりたかったとのことで、凛々しい眉毛ととてもいい顔をされていたのが印象的だった。

お母様も登場してからころころと笑いながら話すとても朗らかな方だな〜という印象。小学校の先生からその後、縁がありハワイに行き英語を学び、中学の英語の先生になったとのこと。生徒のことをほんとの意味で良く考えて、受験のときも家庭の事情もわかった上で助けることも多かった先生だった。
二人とも教え子に慕われてとてもいい先生としての生活をされたということがわかった。
私は大泉洋さんがけっこう好きでTVや映画などは見てきた。バラエティなどではふざけた感じで話したとしても、作品の中で表現するときはその人になっている。一番初めに見たときはふざけすぎている気がして苦手なタイプ?と想いつつ好感度がじわじわと上がっていった。こんな素敵なご両親に育てられたんだな〜。と妙に納得した時間になった。清々しく生きてきたご両親だと思った。

新聞のコラムは興味のある記事は読み込んだあと気に入ると切り取ったりもする。(それを手帳に挟んでいつの間にか忘れてしまうことも多い。これは何だったっけ?と見直してまた感動することも。) 

映像も新聞のコラムも、人としてどう生きていたか?という姿が見えて、その姿がいいな!と思うと心に残る。
けっこう心に残ることも多い私だけど。
心が移りやすいところも。
瞬間、感動することが大切!と日頃強く想っているけれど。もう少し落ち着けたらとも想う。

2020年7月8日に春馬くんが映画『太陽の子』の上映にあたって広島に行った時にインタビューにて答えてくれたこと。

「以前、広島に足を運んだ際に被爆体験者の方に話を伺って印象深かったこととして。人間は想像力を欠如した時に酷いことをする。ということ。戦争をすすめていくうちに人間の想像力が欠如する。僕たちの仕事は想像力を皆様に届けること。」と。

エンターテイメントの世界は煌びやかなことばかりでなく。自分では体験できないことも、観ることにより体験することはできないとしても、想像して考えることは可能。
きっと春馬くんはそんな気持ちを持って表現者として精一杯頑張ってくれていたんだと思う。19最の時の初舞台『星の大地に降る涙』の前後でもそんなようなことを言っていた。もちろんそれだけでなく、作品を観て楽しむということも人にとってとても大切なこと。

そんなことを想いながら、時には楽しく時には考えさせてもらって、今年もいろいろな媒体で作品を観ていきたい!と思う。


新しい年も心がワクワクするまた新たな映像や舞台を観たり、いいな〜と思う新聞のコラムや本をみつけて読みたいと思う。新たにやってみたい楽器も見つけた!
またあたたかくなったら、時々は春馬くんの気配探し旅にも出かけようとも思う。



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