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『罪と罰』ストレートプレイの舞台!2019.1月〜

 この舞台は春馬くんが2015年に出た『地獄のオルフェウス』のフィリップ・ブーン氏が演出した作品。
大阪で公演があるため行こうと思いつつ。「罪と罰」という古典的なテーマが私には難しすぎると思ったこと。年のうちで一番雪の降る冬期であるため、交通手段の新幹線の遅延が心配だったことを理由にチケット購入間際まで計画したのに。結果的に観に行くのをやめた作品です。
 その後WOWOWでの配信があり観た。
すごいセリフ量!舞台ではずっと話している春馬くん。ストーリーの難しさのために主人公のラスコーリニコフが自身の行動や考えを自問自答したり。迷った挙げ句やめたり行動したり。のシーンがあるために、よりセリフ量が多かった気がする。とにかく語り続ける。語る時の春馬くんの顔の表情が凄かった。舞台だと気迫は限りなく感じ取れるものの。遠くて顔の筋肉の動きまではみれないこともある。でも映像だと顔のアップされることもあるから、かえって微妙な表情もよく見えることも✨春馬くん演技のメソッドを学び、より細やかな演技を目指していたのかな?左右の眉毛と目の動きを変えていて。確か片方はラスコーリニコフの狂気を。片方は表の部分の表情を表していた?
 演出家のフィリップに「この役を演じてもらいたいと思う役者は三浦春馬しかいない!」とまで言わしめた。凄い表現者になったんだね。それはとてもファンとしては喜ばしいことだし。誇らしいこと。(でもこれほどの役柄を丁寧に作り上げ演じるということの大変さ。心の奥での疲労。を少し心配したのも事実。春馬くん。だいじょうぶ?舞台が終焉したあと、役は抜けることはできていた?と。ともチラッと思ってしまう。)
それでも映像で見るだけでなく、やはりあの冬の公演でも観に行けばよかった!重いけど生で観ればよかった!と後悔は残った。
 舞台はチェロ、アコーディオン、サックスの3人の楽士が舞台上にいて。役者たちの感情なども音で表していた。ドアやベッドは確か一枚の板で兼ねていたり。(立てたり横にしたりで。)主人公が起こす行動を周りで見ている民衆が共に同じ行動をしたりと。重いテーマではあるけど。演出としてとても面白いと思った。ほんとによく頑張っていた舞台✨春馬くんは力を出し切り、やりきったんだね!舞台終了すぐに春馬くんと大島優子さんのインタビューがあり。その時、顔が色々な感情を出すために汗やら涙やら鼻水?などでぐちゃぐちゃになったりしたことや、終わったあとに高揚感はあるものの、このまま消えてしまうんじゃないかぐらいの感覚になったことを少しはにかむ笑顔で語っていた。
 後に休憩中に役者仲間と劇場近くの公園で楽しそうにサッカーをする姿をみたり。2月14日のバレンタインデーの日に楽士の方々3人とカッチーニ(といわれている)「アヴェマリア」を歌う春馬くんには驚いたし嬉しかった!歌ったあとに「ハッピーバレンタイン♥」と言ってくれた春馬くん。素敵な歌声をありがとうございます✨時々聞かせてね🎵

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