ボランティア演奏会当日!
半年ぐらい前から少しずつ練習をしてきた演奏会!
このコロナ禍のある今。施設側でも。私たち行く側でも。感染等あればすぐ中止になってしまう今。
なんとか当日まで無事にすごすことができて、演奏会が可能に!
演奏会のための部屋があるわけではなく。日常食事をしている大きめの部屋のテーブル移動をして一時的なホールを。
行くメンバーは8人。ステージの場所を決めて。手作りプログラムを貼り。キーボードを置き。スピーカーなどを設置。
必要な椅子なども用意。
一部は8人全員での合唱。アカペラの曲『フィンランディア』たぶん日本で普通に生活していればあまり耳にしない曲。元々フィンランドの歴史劇の伴奏音楽から編曲された管弦組曲。現在もフィンランドの人々の愛唱歌になっているとのことです。今回ソプラノ3人。アルト2人。テノール1人。バス2人にて歌ってきた。とても美しいことと力が湧き出るようなメロディが私はとても好き。1年前にこのグループに声をかけてもらったときは普通の声をだしにくくほんとに狭い音階しかでなかったのに。徐々に喉の調子が治っていきまだまだだけど。なんとかソプラノの声を取り戻してきた私でした。
2曲目『ビリーブ』は小中学校でも歌う歌。これを作詞作曲された杉本竜一氏は「人間一人一人のちょっとした思いやりは世の中を明るくする。信じるということをこの曲に託した!」というメッセージを書いています。どの世代に対してもまた、どの時代でも当てはまるようなメッセージだと思います。
二部からは単独演奏会。
1番手は。少し前にある番組で来日中のマシューモリソンがウクレレを弾きながら歌ってくれたチャップリン映画『モダン・タイムス』の中の『Smile』をきいた時。とても私の心が動き演奏することに。私はウクレレと鍵盤ハーモニカ。もう一人の方は日本語歌詞の歌を。もうひとりの方はキーボードを。3人での演奏。前この3人でここの施設にリコーダーのボランティア演奏会に来たことがあった。今回は一度だけ3人であわせたあとは各自の練習にて。私が言い出したのに。なかなか私はウクレレはうまく弾く事が出来ず練習不足を心のなかではとても反省。それでも3人での演奏ができたことはとても嬉しかった。
2番目の方はソプラノソロ。歌は『夏の思い出』。キーボード伴奏にてソロでの歌を。
この曲は今の季節にも合っていたし。施設の方々にとってもとても懐かしい歌だったようで。あちらこちらで口ずさむ声が聞こえてきた。
3番目はフルート演奏を。この方はどちらかと言うとピアノ専門ではあるけれどフルートも吹かれる。1曲目は『浜辺の歌』。この歌もあちらこちらで口ずさむ方々が。2曲目は『リベルタンゴ』。
80代〜90代の方にはなじみはないかもしれないけれど。伴奏のスピーカーによるバックミュージックに合わせてとても切れのある演奏を!本来はヴァイオリンが多いところをフルートでかっこよく演奏してくださった!
4番目はテノールソロの方による『青い山脈』初めにどこの山を歌にしたかなどの諸説を説明したあとに歌ったのと。明るく笑顔で歌われた。つられるように皆様も歌っておられた。
三部は懐かしい歌を選び歌詞カードを持ってきていたので私たちと皆さまと一緒に歌う時間にしました。『知床旅情』
『川の流れのように』『瀬戸の花嫁』
『津軽海峡冬景色』『上を向いて歩こう』アンコールとしては『故郷』を。
1時間という短い時間ではあったけれど。入居している方々にとっては暑い今の時期は出かけることもないから歌うことが好きな人が多いこともあり。とてもいい時間を持てたようでした。
会場作りのためにテーブルや、椅子を移動しもらったりは職員の方にとっては日常ある仕事に加えてプラスされる作業がどうしてもあるけれど。やはりここのところ。歌を忘れてしまったような方々も声を出して歌う姿をあちこちで見せてもらい、音楽の力を感じたし。こちらも皆さんに力をもらえたとても貴重な時間になりました。また機会があれば音楽大好き、歌が大好きな私たち8人のグループでまた歌いたいな〜と想えました。
その夜は前いた混声合唱団の恒例の名残りの!打ち上げを!ということで駅かいわいのお店で飲み会を。駅からも近いし部屋も広めで個室だったのでとても楽しく良い時間を持てました!
暑い1日だったけれど。計画していたボランティアが無事に楽しく終われたこと。疲れも飛ぶようにビールがとても美味しかった夜でした😆